2008/1,2,3 日本臨床歯科補綴研究会主催
|
2008年1月、2月、3月とヘレウスクルツァージャパン株式会社東京研修センターで 西川義昌先生とNMGインストラクターによる実習セミナーを開催しています。 本コースは日本臨床歯科補綴研究会のサブコースとして企画され 、ヘレウスクルッツァージャパン社の 全面協力で実現したものです。 25名の受講生と昨年コースからのオブザーバー聴講生に対し、 NMGインストラクター9名という布陣で臨みました。 OURDENTではNMG事務局として企画運営などのお仕事をいたしました。以下報告します。 日時:2008年1月26日(土)、27日(日) |
今年で4年目となるヘレウス研修センターでのコース。今回も25名という多くの実習生を集めての一大セミナーとなりました。後方には昨年まで受講された先生方が聴講生として参加され、総勢60名ほどがこの研修室に集まった計算となります。講師とインストラクターに続いて受講生の自己紹介が行われ、西川先生の基調講演。その後模型と器材の説明があり、さっそく実習に入りました。この2ヶ月間とにかく支台歯形成実習に集中です。 | |
土曜日の夜は近くの居酒屋で懇親会となりました。この大人数を収容できる会場を探すのに苦労しましたが、狭い空間がかえって一体感を増したようです。右の写真は日曜日。児玉先生を筆頭に実際の歯の削り方についてステップ・バイ・ステップで訓練していただきました。 | |
西川先生は後方に陣取り、受講生や聴講生が持参した臨床模型のチェック。個人のクセを指摘し、より適切な形成のためのヒントを個別指導していただきます。右の写真はようやく終了時間となった風景。次回までの宿題が出され、解散となりました。毎回プレゼン資料は手元にプリントして配布されますので、これからの1ヶ月間、何度も模型を削っていただき次回に備えていただくことになります。 | |
こちらからは第2回、2月の風景です。今回も皆さんに集まっていただき、前回に引き続いての形成実習が始まりました。大勢の受講生に少しでも対応できるようスタート時間を1時間早め、また土曜日の夜は懇親会を中止して20時半までのスケジュールに変更しました。右の写真は茆原先生によるプロビジョナルレストレーション作製手順のデモ。ここから先はプロビジョナルレストレーションの作製・調整にテーマを移していきます。 | |
今回も前回に引き続き西川先生による個人チェックが行われています。実際に削った模型を手に、的確なアドバイスを与えていただきました。右の写真は中崎先生によるファイバーコアを利用したレジンコアのデモ。日常臨床を確実に進化させる細かな手技が伝達されていました。 | |
後方に陣取った聴講生も熱心にデモや講義に耳を傾け、前回からさらに進化した内容についてディスカッションしていただきました。西川先生によるまとめの講義で今回までの支台歯形成、プロビジョナル、レジンコアといった一連のテーマはひとまず終了。次回は最終回ですが、コンポジットレジン修復と診断用ワックスアップ、診査診断をテーマとしていよいよ3ヶ月コースのまとめに向かっていきます。 |
|