2007/1,2,3 日本臨床歯科補綴研究会主催
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2007年1月、2月、3月とヘレウスクルツァージャパン株式会社東京研修センターで 西川義昌先生とNMGインストラクターによる実習セミナーを開催いたします。 本コースは日本臨床歯科補綴研究会のサブコースとして企画され 、ヘレウスクルッツァージャパン社の 全面協力で実現したものです。 25名の受講生と昨年コースからのオブザーバー聴講生に対し、 NMGインストラクター9名という布陣で臨みました。 OURDENTではNMG事務局として企画運営などのお仕事をいたしました。以下報告します。 日時:2007年1月27日(土)、28日(日)
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今年で3年目となるヘレウスクルツァージャパンでの西川先生実習コース。今回は研修センターの移転に伴い、昨年とは違う会場でスタートしました。田町の駅から歩いてすぐのNNホールという会場で、今回のインストラクター陣の挨拶とともにスタート。25名の受講生に加えて、各地の西川先生セミナーを受講したオブザーバーの聴講も多く、広い会場もあっという間に熱気に包まれました。昨年までとはがらりと変わった講師のプレゼンテーションに全員が注目していました。 | |
そして夜は近くの居酒屋でいつものように食事会。さまざまな本音が全国の方言で飛び出しました。すっかり仲良くなった受講生たちは日曜日も朝から模型を削る削るひたすら削ってチェックを受ける繰り返しの怒濤の実習に没入していくのでした。 | |
さてここからは2月の第2回です。移転された本郷三丁目のヘレウス東京研修センターにおける初めてのセミナー。スタート前にインストラクターで綿密なミーティングを行います。今回は昨年と変わって、2月にコンポジットレジン充填の実習を行うことになりました。色調よりも明度を合わせること、というコンセプトに皆さんが納得し実際に用意した抜去歯牙で実習してみると数本のペーストで見事に審美的な充填を完成することができました。 | |
会場後方では、先月から受講生が臨床で削った支台歯の石膏模型を西川先生が入念にチェック&アドバイス。時に厳しい表情で一つ一つの面の意味を問われていました。これがもっとも刺激になったという受講生も多く、また、オブザーバーの先生方もどこをチェックされるのか、身を乗り出して聞き入っておられました。 | |
早くも3月最終回となりました。私はIDSのケルンから関空→東京というあわただしいスケジュールで参加。時差ぼけで苦しみながらも皆さんの勢いに圧倒されていました。土曜日はプロビジョナルレストレーション製作実習がメインで、歯冠修復のキモとなるテクニックの細かい技をみなさん厳しい表情で習得されておられました。右は今回もまだまだ続く臨床模型の厳しいチェック。 | |
日曜日はいよいよ最終日。歯科技工士の崎田さんによる診断用ワックスアップのデモ、咬合器の取り扱いについてなどのデモは多くの先生方にとっては目からウロコだったに違いありません。また診査診断のための基礎資料収集についても中崎先生のわかりやすい講義が行われました。 |