毎週(できるだけ)更新している業務日誌ブログですが、7月よりスマホ画面にも対応しました。iPhoneなどのスマートフォンからアクセスすると自動的に最適化された表示に変わります。今後ともご愛読の程よろしくお願い致します。
ブログ・新着情報
2016/06/27〜07/03の業務日誌
【今回からモバイル環境からでも読みやすくなりました】
2016年6月27日月曜日、今日からまた独身、そして大雨始まる
朝から右手首の付け根に強烈な痛みが。パソコンスマホで文字を入力しようとすると激痛が走ります。実は4月の震災直後にも同じ症状になったことがあり、おそらくはメールやメッセージのやり過ぎなんでしょう。音声入力も試しましたがどうにも慣れず午前中はあまり調子の出ない仕事ぶりとなりました。某社の請求書について訂正が必要とのこと、妻のパソコン起動してプリントし速達で発送したり。その後は月に一度のメルマガを発行。夕方、妻が帰ってくるので熊本空港へ。外食でもするかと益城インターそばのMKレストランへ。夏限定カレー鍋ってのを食べ放題でオーダーし、そこへベトナムフォーを大量投入するという南方アジアまつりを始めるとあまりの美味しさに食べ過ぎてしまいました。もちろん運転手の僕はノンアルコールで帰宅。
2016年6月28日火曜日、ひたすら豪雨、夜は熊本SJCD例会。
今朝も強烈な豪雨の音に目覚めると右肩が激痛というか違和感、こりゃ数年に一度レベルの寝違えに違いない。しばらく不自由な生活を覚悟しないとなあと思いながらiPhoneで検索するとこんなページに辿り着きまして、さっそく試してみたところものの見事に痛みが去っていくのでした。これはすごい。セールスマンとして働き始めた頃に半年くらい痛みを引きずってしまいあちこちの病院を彷徨っていた30年前の自分に教えてあげたい。お昼になっても豪雨は続いたまま。ゴム長履いて近所のスーパーに買い物に出かけるとなんか楽しくなってしまうのです。夕方も壮絶な雨、少しずつ何かが壊れ流されていく感じがするけどそれも長い目で見るとエントロピー的ななにかなのでしょう。
夜は実質的に今年度最初の熊本SJCD例会へ。二人の発表のあとは街中まで移動していつもの寿司屋で懇親会、相変わらず領収書の計算が不自由なおばちゃんたちとの30分にわたる奮闘を終え運転して家に帰るともう日付が変わっておりました。
2016年6月29日水曜日、夜の便で成田へ
早起きしたのでネットでいろいろ検索してあと数日で終了してしまうTBSラジオのPodcastの代わりに利用できそうなアプリやサービスを調べてたのですが残念ながら現時点では見つからず。10年以上前から毎日聴いてきた番組がたくさんあるのでどうにかして継続したいのですが現状では不自由なブラウザ経由でのストリーミングに頼るしかないみたいです。無料サービスの儚さを実感しつつネットを漂っていたら突然頭の中に古い吉田拓郎の曲が鳴り始めたのです。どういうことかとAppleMusicでいくつか彼の古いアルバムを登録してこのあとずっと聴いていたのでした。するとAmazonから荷物が到着、486円の工具です。40年前に姉が買った2万円のフォークギター、譲ってもらった時には既にネックが順反りしててとても弾きづらかったのですが先日ふと思い立って調整してみようかなと工具を注文。さっそく試してみたところ「カキ!」という異音と共にネックの反りが調整され、大変弾きやすくなりました。
夕方妻の友人がオーストラリアから到着、今日はここに泊まるそうです。なんでもミャンマー一人旅してるときにたまたま知り合った若い娘らしく。僕も一緒に騒ぎたいのですが出張が一日早まってしまったため熊本空港へ。飛ぶかどうかやきもきさせられましたが無事に成田空港へ着地、そこから2時間かけて雨の上野駅、そしていつもの南千住の安宿へ。もう23時を回っていたので近くのスーパーで弁当とビール買って大浴場に浸かってすぐに寝ました。
2016年6月30日木曜日、南千住を満喫の夜
7時過ぎに目覚めて朝風呂、少し仕事したあと東日暮里あたりまで2kmほど歩いて最初の訪問先へ。初訪問でしたが今月の学会に関していろいろ話したり。その後日暮里駅から秋葉原へ移動し、ちょっと時間があったのでアキヨドにたちよって各階を観測してたらちょっと良い感じのパソコンバッグがあったのでつい購入。以前持ち歩いてたバッグ、10年目を越える頃にジッパーが壊れてしまってたのです。お昼過ぎに麹町まで異動してカフェでちょっと仕事。13時過ぎ某歯科医院を訪問して院長とちかくの高級中華料理店にてランチをご馳走になりました。気軽にランチ、とオーダーしたのですがなんと2,800円、院長の料理よりも高かった・・・さすがに美味しい四川料理でした。今月の学会にむけていくつか指示を受けたあと今度は表参道まで移動してボスのオフィスへ。事務局担当が交代されるというのでご挨拶と打合せを1時間半ほど。
南千住のホテルに戻ると今晩食事をしましょうと誘ってくれた某社社長さんよりメッセージ、今は並んでないからすぐに来て!ということで歩いてしばらくの超有名鰻屋さん「尾花」へ。いつもは大行列らしいのですがすんなり通してもらえて瓶ビールとともに贅沢なうな重をたらふく食べることができました。
店を出るとまだ明るいのですが勢いで二次会だ、とこれまた駅前の大衆居酒屋「大坪屋」へ。僕ら三人で話しているとお店のお姉さんから「声が大きい!」となんども叱られるのでした。でもちっとも悪い感じではないのでまた来ようと。すっかり勢いついた僕らは気がつけば北口の居酒屋に潜り込んで三次会。べろべろで部屋に戻るとまだ22時前でしたがぐっすり寝てしまいました。
2016年7月01日金曜日、御茶ノ水や秋葉原をうろうろ
そもそも今回の上京の目的は今日お昼に日本武道館で開催されるはずだったビートルズ再現イベント「ザ・セッションズ」を見るためだったのです。でも主催者都合で直前に中止となってしまいまして、だけどJetstarはキャンセルできない、しかたがないからとりあえず東京行って何か仕事するか、というノリだったわけです。そのような事情をお伝えしてでは会いましょうと応えてくれた会社を今日も訪問予定です。まず本郷の某社に朝9時に到着。10年ほど前はここの研修室で毎年コースをやっていたのでちょっと懐かしく感じます。オフィスに入ると当時お世話になったスタッフと挨拶、社長室では以前からよく知ってる新社長さんと業界話や今後の展開についていろいろ教えてもらいました。最後に技工室で著名なO氏と再会、これからのお仕事についてお祝いをお伝えしました。11時に三ノ輪駅まで移動すると今度は某ディーラーさんにて社長さんらとお話を。偶然某メーカーの社長も来てたのでそのままランチに出かけることになり美味しいQランチをご馳走になってしまいました。その後オフィスを替えて15時近くまでいろんな話題で盛り上がりました。
この後はもう何も予定がないことを告げると「楽器街だったら退屈しないでしょう」と御茶ノ水で降ろしてもらい、確かにその通りだとギターショップを5件ばかりハシゴ。昔に比べて異様に安いギターがたくさん並ぶ一方で30万円とかの輸入ギターも豊富に展示してあったりして、でも客のほとんどが僕と同じくらいの年代というのを眺めるとバンド文化もすっかり年長者の趣味になったのかなあと少し寂しくもなり。500円の弦を1セットだけ買って今度は秋葉原に移動しました。たまたま通りかかったASUSのショップで見つけた新しいChromeBookを触っていたらこれはなかなか良いマシンではないかと思い始め3万円という魅力的な価格にも釣られてパンフレットをもらって以前よく籠もった末広町のカフェにていろいろ調べてみることに。ここ数年、MacBookAirを持ち歩いていてもブラウザ以外のアプリを立ち上げることは滅多にないのでもしかしてこれで十分ではないか、あるいはiPadの代わりとして充分機能するのではないか、妻のMacも相当な年代物で悲鳴を上げているのでその代わりにもなるのでは、と調べれば調べるほどこれで充分じゃないか感が盛り上がってきました。では買いに行こうかとも思ったのですが、ネットのクチコミに気になる発言が。アメリカのAmazonから直接購入すれば送料を入れても国内とほぼ同じ値段でメモリが倍の4GBモデルを入手できる、との話でした。まあ急ぐ話でもないし、Amazon.comには確かco.jpができる前に作ったアカウントが残ってるはずだし、とログインして検索してるうちについ購入してしまってました。せっかくの円高ですし。
そんなこんなで夕方になったので大学時代の友人と飲みにいくことに。彼の職場近くの人形町の居酒屋で楽しく飲みました。それにしてもサラダの巨大だったこと。金曜日の夜だからか店内はサラリーマンや若い女性で満席、店員さんたちも大声でオーダーを取って走り回り、大都会中心部はやっぱり元気なんだなあとつくづく思いました。もちろん都会ならではの悩みもたくさんあるのだろうけど、こうやってあちこち出かけてると気づいたり考えさせられたりすることばかりです。
2016年7月02日土曜日、アメ横を歩いたりして熊本帰る
昨晩も飲み過ぎたかとしっかり朝風呂へ。チェックアウト後は北口のデニーズにやってきて朝食を食べた後は午前中一杯仕事したり読書したりしてました。週末の朝、ファミレスにはほんといろんな人がやってくるわけでそんな会話を聞いてるだけで楽しくなります。大都会東京の中の大いなる田舎、南千住。お昼には上野に移動し、アメ横を散策したり回転寿司を摘まんだり。
センタービルの地下に潜り、いつも買ってるベトナムフォーと生春巻きを2500円分ほど購入したり。京成上野駅からスカイライナーで成田空港、Jetstarの厳しい荷物重量チェックを受けたりしながら熊本便に乗り込み、機内ではひたすら読書してました。6月いっぱいでTBS Podcastが終了してしまったのでこれまでのように機内での時間つぶしができなくなったのです。
熊本空港に降りてネットに繋ぐとバングラデシュで日本人を含む大規模なテロ事件が発生とのニュース、僕みたいにしょっちゅう移動ばかりしているといつかそんな目に遭うのかもしれないと思いました。でも家に籠もってるわけにもいかないし、家にいたって地震や台風はやってくるわけだし。久々の自宅夕食は妻の手料理といただきものの赤ワイン、そしてサクランボなんて摘まみながら録画されてたブラタモリや笑点、家族に乾杯などみて22時過ぎには完全就寝。
2016年7月03日日曜日、完全オフでカレー屋さんや喫茶店
日曜日だというのに早起きしてしまったので先日秋葉原で買った沢木耕太郎「危機の宰相」を読み終えた。ダントツに面白かった。9時を回った頃からNHKでやってる政治討論番組へ。来週参議院選挙なんだけどいったい誰に入れて良いものやらさっぱりな状況で参考になるかと思って見てみたけどまったく参考にならなかった。お昼はカレーでも食べに行こうかと妻と新規開拓へ。インドカレー店のわりに家族連れが多いなあと思いつつ激辛指定したけど日本人向きのマイルドな味付けでなるほど客が多いわけだと。珈琲でも飲みながら読書でもしようかと喫茶店にいくと入口で長蛇の列。ようやく案内されると店内はガラガラだったので案内係の不慣れが原因みたいでした。読書の予定でしたが僕の北京旅行の写真を妻に見せてるうちに冷房の効きすぎで寒くなってきて帰りました。夜は食事後今度はKindleで買った「人間にとって健康とは何か」を読み始めて読了。
<今月読んだ本>
- 危機の宰相(沢木耕太郎)
- 聴いてたラジオで経済評論家が薦めてたのを覚えていて、ふらっと寄った秋葉原の書店で購入。池田勇人の所得倍増計画を巡るブレーンを描くノンフィクション、僕の生まれた頃の時代だから当然記憶は無いけど昭和の政治の匂いだけは何となく覚えている気がする。名作だと思う。
- 人間にとって健康とは何か(斎藤環)
- 人間はもともと健康なものだが何かの原因で病気になるという「病因生成論」というこれまでの常識に反し「健康生成論」を唱えるというお話。そもそも健康とは、幸福とは、快楽とはといった言葉の定義にまで踏み込むあたりが面白かった。SOC、レジリエンス、GRRs、ホモクリットといった言葉を覚えておくと今後議論したり何かについて考えるときに便利そうだ。前半だけでも再読しておきたい。
2016/06/20〜06/26の業務日誌
2016年6月20日月曜日、今日からまた独身、そして大雨始まる
昨夜のライブ大騒ぎから一夜明けてもまだ疲れが残っていまして、いつまでも若くないのかと思いつつも気合いで起き上がりました。酔いすぎてどうやって帰ったのかあんまり覚えてないのですけど妻の運転で高速飛ばして帰ってたようです。10時過ぎ、妻を熊本空港までお見送り。実家に戻るというのでしばらくまた独身生活が始まるのでした。家に戻って大人しく仕事しながらやはり居眠りしたり、夕方からは昨夜撮影された動画をちょこっと編集したり。16時過ぎ、iPhoneから聞き慣れない音がでっかく鳴り響きいたい何ごとかと画面を見ると大雨の緊急速報なのでした。20時過ぎ近所のスーパーで半額になった弁当を買ってきて食べてたら突如大雨が降り始め、これまたシャレにならないレベルの豪雨に。何よりも雷がすごくてこりゃまた被害が出ないと良いけど思いながらもぐっすり早寝してしまいました。
2016年6月21日火曜日、銀行業務、スキャン仕事など
目を覚ますと雨はだいぶ小降りになっててしばらくすると上がりまして、今のうちにと柴男社長と散歩へ。近くの健軍川は夜の間は相当水位が上がっていたようですがそれもだいぶ引いてました。自宅がもう少しこの川に近かったらやっぱり怖かったのかなあとか思いつつ。スキャンニング作業や銀行業務をこなしつつ久々ジムへも。夜はなぜかHuluで懐かしのテレビシリーズ「ミラーマン」を見はじめてしまってつい夜更かし。外はまたしても大雨と雷雨が続いている。
2016年6月22日水曜日、喫茶店で大量仕事
朝起きても雨はまだがんがん降っている。届いた新聞を見るとついに死者まで出たようだ。いったいどこまで熊本の受難は続くんだろう。お昼過ぎにようやく雨が上がったのですかさず散歩へ。公園には選挙カーが停まってて演説してました。そうか今日は参議院選挙の公示日か。しっかりこの震災を利用しようとしている候補者の演説が聞こえてきて、なんかそれは違うんじゃないかって気がしたのでイヤフォンで塞ぎました。数年前に読んだ「ショック・ドクトリン」という本を思い出したからです。ずっと家にいるのも飽きてきたのでジムの後は喫茶店に入ってしばし仕事や読書を。無料Wi-Fi使えるようになってすっかり気に入ってる岡川珈琲店でした。夜家に戻ってテレビ見てたらまた大雨が。
2016年6月23日木曜日、ラーメン食べてお腹壊す
朝食に続きお昼も自宅で食べようと即席ラーメンにあまってる野菜や玉子ぶっこんで食べたら不覚にもお腹を壊してしまったようで午後を棒に振ってしまうのでした。もうずっと調子悪くて腹巻きに使い捨てカイロ貼って横になってるだけでまったく仕事できず。夕方目が覚めたのでiPadのAmazonプライム動画でジェームス・ブラウンの映画みてちょっとだけ元気でました。
2016年6月24日金曜日、ガストで原稿仕上げたり
目が覚めてもまだお腹の調子悪くてよっぽどなもの食べたのかなあと考えるも思い当たる節もなく。11時過ぎまで寝込んでてお昼前にようやく近所を散歩するほど回復、家に戻ってテレビ付けるとイギリス国民投票がまさかのEU離脱賛成へとのニュース。相変わらず大雨警報も出ているのでもともと小さなテレビの画面はさらに狭くなっているのでした。震災以降ずっと熊本のテレビ画面は虐められっぱなし。しばらく作業した後、東区役所へ。息子がパスポート延長するのに戸籍が必要だったのですが区役所はまだまだ罹災証明を取りに来る人などで大混雑、今日も新潟市から応援に来てくれている公務員さんなどが整理を手伝ってました。新潟も地震経験してるわけで、日本の中でなんとなく被災者仲間みたいな繋がりができているのかもしれない気がしました。
お昼は戸島のガストへ。月末までに仕上げなければいけない原稿があったのでGoogleドキュメントにざっと書いてみました。最大1500文字で、と入れてたのにできたら3111文字に。どうやって削ろうか。大雨の中、ドラッグストアでレトルトのお粥買って家へ。少しでもお腹を温めようと熱めのお風呂沸かして長風呂してると外はいよいよ大嵐の様相に。お風呂ではiPadのKindleで漫画「いちえふ3巻」を読了し、寝室では寝つくまでと思ってHuluで「インディペンス・デイ2014」を見はじめたら下らなくてつい最後まで見てしまいました。
2016年6月25日土曜日、またもお腹壊して
朝ご飯作って食べたらまたお腹を壊してしまいまして。どうも皿洗いとか生ゴミの管理に問題ある気がしてそうだよな、皿洗った直後にその手で生野菜ちぎってサラダつくったりしてるからなあ、と気づいたけども時既に遅し。土曜日もぐったりしてしまいそう。気合いを入れねばと無理してジムへ。いよいよヘロヘロになり果てて自宅に戻り、独身生活の友、Huluで映画226を見る。昭和史に関してはいろんな本を読んできたつもりだけど、こうした映画を観ると断片的な知識が繋がっていく感じがして面白い。もちろんドラマを見て歴史がわかった気がするのは危険だけど。夜はとても冷えてきたようで箪笥からパジャマを引っ張り出して暖かくして寝ることに。
2016年6月26日日曜日、ひたすらインプットの休日でした
今日は完全オフ日ということで家に籠もって読書三昧することにしました。まずは先週日曜日の高知復路から読み始めた「福島第一原発廃炉図鑑」を読了するのに実に5時間。400ページ越えの大作、十分な読み応えでした。続いてはKindleで「日本会議の研究」に3時間。ちょっと昭和な文体につい引き込まれ。夜は映画ってことでHuluで「12モンキーズ」に2時間。お腹の調子もだいぶ戻って来まして来週は仕事に完全復帰できそうです。。
<今週読んだ本>
- 福島第一原発廃炉図鑑(開沼博 編)
- 熊本に住んでいる僕にとって311とは前の前の大戦争、つまり第一次世界大戦みたいな感覚で捉え始めてる気がしている。でも本当はまだ終戦していなくて、それは原発の廃炉が完了した時点ではじめて講和条約が結ばれるからなのかもしれない。かつての戦争反対を唱えた人たちの中には「実は戦争は終わっていないしこれからも終わることはない」とか「戦争は非人道的ゆえにたとえ敗戦処理であってもけっして関わってはならない」「戦争を仕事にする軍隊に属する人間はみな穢れている」といった主張をする者が多くいたことを僕は知っている。いま原発問題においてもその歴史が繰り返されつつある気がする。この図鑑を読みながらむかし読んだ軍隊や武器を詳説した図鑑みたいだと思えてきた。できるだけ頭をニュートラルにして、正義感やべき論を頭から追い出して現実に直面するプロたちの話や最前線に生きる人たちの話を読むって感じだ。原発に賛成の人も、反対の人も、こういった現実を常にアップデートしながら論じないとどんどん空虚で観念的になってしまうのは昔の戦争を巡る議論と同じだと感じた。ところで開沼氏の本は3冊目。今作でも彼は怒っている。文面はできるだけ穏やかにと努めているけど端々に苛立ちと怒りを感じる。でも双方の怒りが収まるときにもう一つの廃炉(社会的な)が終わるのかもしれないって気がした。
- 日本会議の研究 (菅野完)
- 熊本はどういうわけか日本会議の人たちと出会う確率が高い。よく繁華街でチラシを巻いている。その主張を読むかぎり僕には荒唐無稽でアナクロ的でちょっとカルト気味だって気がしていたのでできるだけ避けていたけど、この本を読んでいてその感触の由来がわかった気がした。かつての学生運動を引きずっている人たちの影響がまだしっかり残っていたからかと。僕の通った大学は80年代にしては珍しく左翼団体が元気だった。たまに話を聞くとみなロボットのように誰かの言葉を繰り返しては他人の意見を封じることしかしてなかった。そう躾けられてたのだろう。自分の考えをもっていそうにない感じがして気味が悪かった。その後オウム事件が起きてますます「所属する団体の言い分を頭から信じて疑わない人」への気色悪さが増した。実際の本会議がどうなのか僕は知らないけどこの本に書かれている歴史が本当だとすればそんな昭和な雰囲気にはあまり近づきたくない。ところでこの本の文体も昭和的だ。ちょっとB級ドキュメンタリールポっぽいのだ。それが演出なのかどうか分からない。
- いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(3) (竜田一人)
- 2巻までは読んでたんだけど、廃炉図鑑みたら3巻も出ているらしいとのことで今回もKindleで読んだ。もし機会があればオンサイトを見てみたいと思う。良いとか悪いとか別にして、ものすごく興味あるのだ。熊本城をなんども見上げてしまうのと同じ感情なのかもしれない。
<今週観た映画>
- ジェームス・ブラウン〜最高の魂を持つ男(hulu)
- 去年の夏に映画館で見たのだけど、久々観たらいろいろ発見があった。この作品でいちばん好きなシーンは、子供時代のJBが白人らの前での見世物として目隠し集団ボクシングさせられるところだ。殴られてぶっ倒れたJBが見たのは白人向けのラグタイムジャズを演奏する黒人バンドが突然立ち上がってSuper Badのリフを始める妄想だった。退屈なパーティ音楽が同じ楽器編成なのにいきなりだらけた人間たちの心を突き刺す強烈なリフの繰り返しになる。ただ5度の和音を単純に並べているだけなのにその場の空気を歪ませ弾ませ立ち上がれ、殴れ、勝ち取れ、ひれ伏させろと告発する。なんど見ても鳥肌がたつ。
- 226(hulu)
- 2.26事件を豪華キャストで描く大作邦画。当時の宣伝を覚えいてるけどみることはなかった。単純に映画としても面白いけど、当時のエリートたちがどのような正義感、言葉遣い、上下関係、国家観をもっていたのだろうなんて思いながらみるとなお興味深い。
- インディペンデンス・デイ2014(hulu)
- いわゆるデリバティブなB級映画として突っ走る感じが逆に好感持てて最後まで見てしまう。アメリカ人ってこういうので喜んじゃうかーって。日本のかつての帝国軍人とあんまり変わらない気さえした。みたことないけど某新興宗教が作ってる右翼映画もきっとこんなノリなんだろうなあとは思った。
- 12モンキーズ(hulu)
- 95年か96年に八代市の第一映画で見たと思うので実に20年ぶりに見直したことになる。当時意味不明だったシーンも今なら理解できたりして、たしかに見る年齢、年代によって映画って変わるもんだなあと。この数年後にブラピはファイトクラブを演じ、ブルースウィリスはなんども時間旅行をする羽目になったわけで、そんな観点からも楽しめた。
ODMLメルマガNo.146 2016年6月号
http://www.ourdent.com/our/
ODMLメルマガ145号(2016年6月号)を配信しました。
下記はリンク先PDFのテキスト部分です
1.Sino-Dental Show2016レポート
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生まれて初めて北京に行ってきました。
Showを見学してきました。
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・CAD/
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・ディーラーだけの会場がいくつかあり、
・ニセモノが蔓延っていたかどうかはわかりません。
・みなさん大声で商談するので会場は騒然としている。
・
・日本人は案外少なく感じました。
そんなにじっくり見たわけでもないのですが、
2.1ヶ月間で最も閲覧された文書ベスト10
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直近1ヶ月間でもっともダウンロード閲覧されたODML掲載文書
1.スマートライトFOCUS 133件
2.アルテサーノ(山八) 98件
3.デンタルテクニカ MONO・もの・モノ作り隊 Vol.3 95件
4.メガボンド2 77件
5.パナビアV5 72件
6.MIコアファイバーポストGC 69件
7.リライエックスアルティメットレジンセメント3M 68件
8.トロフィー3DIプロ 68件
9.ビューティフィルキッズ 67件
10.トクヤマFRポスト 66件
3.今後の出張予定
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06/29(水)〜07/02(土) 東京
07/13(水)〜07/17(日) 東京・高知(SJCD合同例会)
08/06(土)〜08/07(日) 大阪
4.あとがき
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4月中旬の熊本地震以降、
イギリスのEU離脱国民投票や参議院選挙、
私たちがいまできることと言えば絶えず動いている変化の胎動に耳
毎週更新の業務日誌ブログはこちら
http://www.ourdent.com
2016/06/14〜06/19の業務日誌
2016年06月13日月曜日、関空から成田へ、息子とランチしたあとは松戸・都内の2カ所で打合せ
朝5時過ぎに目が覚め部屋のテレビをつけると泉佐野市での殺人事件のニュースが。そういえば昨日北京空港を飛び立つのとほぼ同時刻に上海空港で爆発騒ぎ、帰国したら八代で大きな余震、そして泊まっている街で殺人事件となんとなく身の回りが騒々しいような気がします。僕のせいではないです。チェックアウトし泉佐野駅から南海電鉄で関空駅へ。早朝の空港は開いている店も少ないのでコンビニでおにぎり買って07:30発のJetstar機で成田空港へ飛びました。成田空港では例によって第2ターミナルまで700m近く歩き、電車を乗り継いで京成大久保駅へ。大雨の中とりあえずビニール傘を買い求め、前回から1年ぶりに息子のアパートを訪ねましてその荒れた生活ぶりに驚きつつとりあえず何か食わすわ、と歩いてすぐのファミレスでピザとパスタのランチを。とりあえずその下顎前歯の歯石をどうにかしなさい、職業柄気になって仕方がないのだと万札からのお釣りを渡して別れました。30年前を思えばあまり偉そうなこと言えないのですが・・・
バスと新京成線を乗り継いで次は松戸駅へ。ODMLのサーバーシステム開発を委託しているナルコームさんにて定例ミーティングを1時間ほど。終了後は東京都内へと移動し、久々に訪問した高層ビルの某企業にてミーティングに参加したあとは今宵の定宿のある南千住へと移動しました。ユニクロでTシャツ買って適当にみつけた居酒屋で一人めし、大浴場でしっかり温まって就寝。
2016年06月14日火曜日、企業協総会にて元首相講演会に参加
あまりの朝日の強烈さに目を覚ますとそこは南千住の安宿でした。北京の安宿とは比べものにならない健康的な日光に感謝しつつ、朝風呂あびて無料Wi-Fiにつないでいくつか仕事。お腹が空いたので駅前まで歩いてデニーズに入り、わりと豪華な朝食を食べながらここでもMacBook拡げて明日の地震報告会プレゼンを作る作業を昼前まで。ホテルに戻り充電したあとは水道橋のお蕎麦屋さんで打合せしたあとホテルグランドパレスへ。加盟している日本歯科企業協議会という団体の総会ですが今日はいつもよりかなり参加者が多い。というのも総会後の特別講演講師が元首相だからです。60分の講演は主に原発ゼロを目指す今の心境について語られたものでしたが、個人的には満足することはできませんでした。原発ゼロ自体に文句はないのですけど。どうしても彼の発する言葉が責任ある大人のものとは思えなかったのです。自分は首相時代に原発推進派に騙されていた、だなんてそれだけで済ませていいものだろうかと。「騙されていた」で済ませられるんだったら郵政民営化も新自由主義政策もアフガンイラク戦争はどう総括するの?と聞き返したくなるし、後になって「やっぱりあの時は反原発の人たちに騙されてた」ってまた翻るかもしれない。国民舐めるなよ、なんて柄もなく憤っていましたがそんな黒い感情に覆われてたのは会場で僕だけだったのかもしれません。
総会後は旧知の友人とちかくのチェーン居酒屋で軽く一杯。電話かかってきて銀座のホテルで飲んでた会員さんらに合流、日付変わる前くらいまでああだこうだ飲んでました。銀座から南千住に戻り、大浴場。
2016年06月15日水曜日、水道橋で熊本地震報告会、その後熊本に戻る
4時頃目を覚ましてしまい、努力してもいっこうに眠れそうにないのでもう起きてしまうことに。午後からは熊本地震報告会の本番ということになり、ベッドのうえでパソコン拡げ、一人でぶつぶつ話ながらリハーサルしました。60分間の予定なのに75分もかかってしまった。いくつかスライドを整理しなければと思いつつ朝風呂へ。チェックアウト後今日も駅前のデニーズで朝食を取り、まだスライドを編集したり。11時に会場である日本歯科新聞社を訪れ、会場にて器材セッティングテスト、参加者の一覧に目を通してイメージを膨らます。いつもは裏方なので喋る側に回るといまだに緊張します。M社長と近所の台湾料理店で少し早めのランチをとりながら打合せを進めました。まだまだ時間があるので会社の机を借りてちょっと他の仕事を。昨夜熊本で開催されたスタディグループ理事会の録音をLINEで送って貰ったのでそれを聴きながらGoogleドキュメントに議事録をまとめたり。iPhoneの音声メモで録音して貰ったのですがとても聴きやすく、なかなか良い時代になったなあと。
15時30分、いよいよ熊本地震報告会がスタート。参加者は10名強ってとこかしら。まずはM社長による40分程度の取材報告が行われ、続いて僕の出番となりました。予定より5分ほど長くなってしまったけどどうにか伝えたい内容はすべて話すことができました。前震から撮りためた数多くの写真からいくつか選んで当時の現地を振り返り、その後地元歯科材料組合として、歯科医師会や若手歯科医師との活動を報告したり、さまざまな報道やネットで感じたこと、これからの課題、今後かならず起こるであろう次の地震に向けての心構えなどについて自分自身の考えをお話ししました。多くの写真を見直して当時のことを思い出すのは正直しんどい部分もありましたが、受けてみて良かったと思います。自分にとってもひとつの区切りになりました。
帰りの便への時間があまりないので急いで会場を出発、モノレールで羽田空港へ。空弁たべてビール飲んで久しぶりの熊本空港へ。お風呂上がりに妻からのリクエストでさっき話した講演をもう一回繰り返すことになりました。今回ちょっとハードすぎたのか話し終わると同時に寝落ち。
2016年06月16日木曜日、久々の熊本は雨、会計事務所打合せ、夜はバンドの練習へ
午前中はずっと雨。どうにも疲れが取れなくて仕事の効率が悪いというのはいよいよヤキが回ったのかと思いつつ、出張中もらった名刺を連絡先に入力してメールしたり、写真を整理して送ったり。その他不在中の書類に目を通し、ODML関係の作業もせっせと。でも力尽きてまた寝室へ逆戻り。お昼過ぎには毎月の会計事務所監査、2時間ほどデータを見てもらって今後の見通しや震災の影響などについて情報交換しました。
晩ご飯食べたあとはクルマにギターを積んでバンドの練習へ。先日サポート役でギターを手伝った名門バンドですが今週末にも演奏することになり、3度目のスタジオへ。ここのでかいマーシャルアンプにも慣れはじめ、またギター2本にキーボード、サックスという編成でどう弾いたら心地よいかって感覚も少し掴めてきました。23時終了後帰り道に練習音源聴きながらオープン走行してたらなぜか道に迷ってしまい、ずいぶん遠回りして帰宅、妻が録画してた「ゆとりですがなにか」第1話を見て沈没。
2016年06月17日金曜日、久々の散歩、ODMLアップ作業のあとは録画消費
柴男社長と朝の散歩は実に久しぶり。午前中はようやく調子を取り戻してじっくり仕事をしました。それでも16時くらいに力尽きて2時間ほど寝てしまったのでやっぱり疲れが溜まってるんでしょうね。起きたらまた全力でODMLアップ作業。妻の手料理を食べながら昨日のゆとりですが〜とトットテレビを見て風呂に入ったら22時前だというのにまたも沈没してしまいました。
2016年06月18日土曜日、早朝より事務局仕事、午後から新幹線で高知にて最終ミーティング
さすがに7時には起きてしまって仕事場へ。いつもより少し早いタイミングですがスタディグループの例会資料を制作印刷して配布作業準備を完了しました。11時からは近くのバス停から新水前寺駅→熊本駅→岡山駅→高知駅と6時間かけて高知へと移動です。車内ではおもにこの業務日誌の先週分(北京旅行)を書いてました。やっぱり大量に写真撮ってたので見直してるだけでどんどん時間が経ってしまいまして。はりまや橋近くのビジネスホテルにチェックインし、すぐ近所のマルミさん会議室で19時より来月のSJCD合同例会最終ミーティングスタート。前回のミーティングはちょうど本震翌日だったのでSkypeでしか参加できず迷惑かけてしまいましたので今回はじっくり。といってもほとんど決まっていたのでさほど心配もありません。でもミーティング中に熊本で震度4の余震というニュースにはちょっとまいった。2時間後近くの料理店で懇親会へ。会長さんらと地震の話などもたくさんしました。23時過ぎ、もうでかける元気もなかったので部屋に戻りシャワーを浴びて撃沈。
2016年06月日19日曜日、高知から新八代まで新幹線、今週末もバンド演奏
涼しいからと窓を開けっ放しで寝てたら蚊に刺されて目が覚めまして、テレビをみたり持ってきた本を読んだりしてるうちに7時になり、ホテルの朝食へ。8時過ぎまで部屋でぼーっとしてたら雨が降ってきた。熊本では夜中に避難勧告が出るほどの雷雨だったそうだ。まったく今年の天災はどうかしている。雨の中バスに乗って高知駅へ。そこからまた6時間の列車の旅で今度は新八代駅へ。車内ではずっと「福島第一原発廃炉図鑑」に熱中。熊本駅を過ぎると普通列車なみに減速し、ゆっくりと徐行を始めました。遠心力の効かない速度なのでカーブでは大きく傾いたまま、トイレに行くのもまっすぐ歩けない状態となり、こんなところにも震災の影響は残っているのだなあと実感しました。
八代まで来たのは地元アマチュアミュージシャンらが企画した震災復興イベントで演奏するためです。16時からリハ、本番は17時半から40分間。前回に引き続きTHE HEATという結成36周年のロックンロールバンドでギターサポートしました。レギュラーメンバーの自宅が被災しているためです。またこのイベントは大きく地震の影響を受けて再会困難な状況にあった熊本市内のライブハウスを支援するための企画ということ、いろんな意味で熱情的に演奏しました。合計6バンドが出演し、終了後の打ち上げも日付が変わるまで飲んだくれ、妻の運転するクルマで自宅に戻ったときはもう2時前でした。さすがに途中で撃沈。
2016/06/06〜06/13の業務日誌
関西、北京、関西と出張した週となりました。考えてみれば今年初めての海外。
2016年06月06日月曜日、八代から熊本に戻り、散髪したりして深夜まで仕事
昨夜はそんなに遅くまで飲んだつもりはなかったのだけど気のおけない音楽仲間たちと盛り上がりすぎたようです。実家で目を覚ますとまたも二日酔い。両親に作って貰ってた朝食を軽く食べて高速道路で熊本に戻るわけですがまだまだ20km制限区間が残っていたり上下に激しく揺さぶられる九州自動車道でした。
午前中はおとなしく仕事。午後から近所の散髪屋に出かけると2ヶ月ぶりだからずいぶんと頭が軽くなりました。考えたら震災の1週間くらい前に短くカットしてたのはもしかしたら幸運だったのかもしれません。仕事場に戻ると久々にEvernoteにTo-Do Listを書く作業へ。以前は毎週月曜日に必ずやってた作業なんですが地震以来すっかり忘れてました。中学の夏休み期間に学校の時間割のことが頭から消えていたような感覚です。あちこちひっくり返してやるべきことを列記するだけでずいぶんと日常に近づけた気がしました。ちょっと時間ができたので今週の北京出張の準備などを少しだけ。
夜は妻がずいぶん時間をかけてこさえていた酔っ払い鳥の残りをおかずにノンアルコール、食後はまた仕事場に戻って深夜まで来週の理事会議案などに精を出しました。ついでに7月1日に東京の日本武道館で開催されるザ・セッションズというビートルズのアビーロードレコーディング完全再現ライブに行く予定にしていたのでそのためのJetstar往復と安宿を手配して決済。
2016年06月07日火曜日、まさかのザ・セッションズ中止・・・熊本地震報告会準備
早朝の電話は地震以来調子がおかしくなったWi-Fiルーターについての相談。問題の切り分けをしながらチェックポイントを考える作業はどこか診査診断に似てるのかも、なんて思いつつ。午前中は昨夜書いた議案についてメーリングリストに投稿し、さて次の仕事に取り掛かろうかと思った瞬間、昨夜手配したばかりの7月1日武道館が出演者の都合により全日程中止というメールが・・・4月のブライアン・ウィルソンライブも地震でフイにしたしなんかついてないなあーと決済したばかりのJetstarについて調べると便の変更は可能だが払い戻しはできないという哀しい結果が。仕方がないので何か仕事探して入れておこうっと。
夕方、近所の歯科医院に出かけ、来週の理事会について議長役の先生に引き継ぎ。院長ともいろんな話で盛り上がり、明日からしばらく中国なので連絡取れませんからねなどと伝える。家に戻ってからは7月の合同例会抄録集が届いたので、それを会員向けに発送する作業に邁進しつつ、指示された義援金の分配プログラムを完成させるなど。19時から来週帰国してすぐに東京水道橋で開催される「熊本地震報告会」にて1時間程度話すことになったのでその資料作りに専念。日付をまたぐ頃にようやくメドがついたので、そこから北京出張の荷造りを開始。といっても国内出張とたいして変わらない日程なのでバックパック1個で完了。
2016年06月08日水曜日、姫路で工場見学、夜はお好み焼き宴会
妻の運転するクルマで熊本空港まで送ってもらい朝9時半のANAで伊丹空港、空港からは高速バスに乗って姫路駅へ。天気が良かったので姫路駅から2kmほど歩いてサンエス石膏(株)の姫路工場に初訪問しました。ちょっと懐かしい感じのする工場をじっくり見学させて貰うことができ、とても勉強になりました。大牟田生まれ八代育ちと工場に囲まれて育ったうえに大学のゼミでも就職してからもあちこちの工場を見学する機会が多く、工場にはどこか言いしれぬ魅力を感じてしまうのです。その後は社員さんたちを対象にODMLについての説明や、歯科業界論についてもお話しさせていただきました。
新大阪への新快速車内ではMacBookひろげてODMLメンテ作業。駅に迎えに来てくれた大阪の友人のクルマで本町あたりに移動、偶然みつけたお好み焼き屋さんでコナモン+ビール(彼は運転だから飲めないけど)の宴会をスタート、途中で3名に増えてからもうまいうまいとお好み焼きや焼きそばを食べまくったのでした。ちょっとだけお洒落なホテルのバーで二次会、僕だけバックパック姿だったので気が引けましたがまあ外人さん多い店だしいいかと。南海電鉄で関空近くの泉佐野のビジネスホテルに投宿、明日も早いしとおとなしく寝ました。
2016年06月09日木曜日、関空から人生初の北京へ。王府井で軽くビールな初日
ホテルを出て泉佐野駅から関西国際空港へ。一昔前は海外に出るのって何かと気合いの入る作業でしたが近ごろだとパスポートを機械にかざすだけの簡単な手続きになってしまいました。コンビニで買ったおにぎりを頬張りながら待っていると北京行きANA機への搭乗がアナウンスされ、機内に入ると今回の737-700機のエコノミー席にはシート別のディスプレイや電源が装備されていないことが判明。だったら昨日伊丹空港で買ったばかりのガイドブックでも読んですごすことにしました。やっぱりこういう情報は直前にならないと頭に入らないものです。それもネットではなくて紙がいちばん。
機内では簡単な和食が出され、赤ワインを貰ってちょっと気持ちよくなってると朝鮮半島を横断して天津上空から北京首都空港へ。噂通りの白いガス状スモッグの向こうにちょっとだけ大陸風の景色が見え始めました。
無事着地したANA機から5年ぶりの中国大陸へ(2011年1月に香港行くとき上海で乗り換えた)。思いのほか入国には長い列ができてましたが特に引き留められることもなく無事入国。空港では両替するよりこちらの方がお得だと妻が言っていたので。ATMで1100元(17,000円くらい)をクレジットカードからキャッシング。危うくカードを入れっぱなしで立ち去るところでした(次に並んだおばちゃんが教えてくれた)。羽田から乗ってきた友人とも無事落ち合え、市内に向かう列車に乗り地下鉄を2度ほど乗り換えて王府井駅にて下車。王府井(ワンフーチン)というのは日本でいえば銀座みたいなところらしく、歩いていてもあまり外国感がないというか、普通に都会だなあという感じです。
ホテルにチェックインし部屋に案内されるとやはり窓のないシングルルームでした。日本からBooking.comで予約したときから激安の(3泊で16,000円くらい)部屋の条件が窓無しだったのでまあいいかって思うわけですがやはり長居しようとは思えない部屋で・・・無料Wi-Fiにアクセスし、日本国内で契約してきたVPNサービス(Hotspot Sheild)を動作させてみると・・・見事にグレート・ファイヤーウォールをくぐり抜けGoogle系の各種サービスやFaceBook、TwitterといったSNS系にもほとんど問題なくアクセスすることができました。特にGoogleに関してはメールをはじめ多用しているので数日間連絡が取れないばかりか仕事もできなくなるかもと心配してましたがこれで安心。いくつかメールが届いていたので取り急ぎ暗い部屋で仕事をすませました。
夕方、友人と王府井散策開始。大通りに面したスマホ屋さんで現地SIMカードを購入(150元)してiPhoneにセットアップしてもらい、いかにも中華街的な屋台がたちならぶゾーンを冷やかし、オープンエアの中華料理店を2軒ハシゴしてすっかり気分良くなって23時頃には就寝しました。時差も1時間なのでますます海外に来たって感じは得られてません。
2016年06月10日金曜日、早朝の天安門散歩の後はSino-Dental Showへ
1時頃目を覚ましてしまい眠れないのでSNSを眺めていたら妻も起きてるみたい。Wechatという中国版LINEみたいなサービスを起動して無料通話してみたり。そのうちようやく眠くなって次に起きたら朝6時。といっても窓がないので真っ暗です。
しばらくMacBookで仕事したり写真整理したあと外出してみることに。Googleマップの代わりにBaiduマップを使ってなんてことのない路地をうろうろしてたら天安門まで来てしまい、あーここがあの天安門かーと何気なく中に入ってみることに。早朝から大勢の観光客(たいていは中国国内から)たちとわいわい門をくぐると故宮博物院のチケット販売コーナーにすでに行列ができてました。案内を読むと販売まであと1時間ほどあるようで、つまりそれくらい混雑するってことらしい。後で聞いた話ですが今日から週末まで連休だったそうで、いつも以上に観光客が多かったのでしょう。
さて9時過ぎにホテルを出て友人とたまたま見つけた料理店で豆腐、餃子、卵スープの朝食を食べて地下鉄でオリンピック公園へと向かう。今回の目的はSino-Dental2016という大きな歯科展示会を見学することなのです。地下鉄の駅を降りるとまだ10時過ぎなのに真夏のような暑さ。北京って青森くらいの緯度だったはずだけど・・とか考えながら入場の列に並ぶと特に待たされることもなく入場パスをもらえました。でもパスにDentistって書いてあるので歯医者さんじゃないよと受付の美女に伝えると「いいんですよ」的ににっこりされてそんなもんかと。
メインホールに入り歩いていると日本のメーカーが並ぶコーナーが見えたのであるいてるといきなりG社の取締役さんとばったり。なんでこんなところにいるんですか的に笑われたので「地震から逃げてきまして」などと適当な答えを。何名か日本から来てた業界人と話してたら「お腹空いたでしょ」てな話なり、さっき入場したばかりなんだが・・・と思いつつもタクシーに乗せられ1kmほど先の日本料理店へ。もちろんビールが運ばれ天ぷらとかとんカツとかラーメンの皿を机一杯に並べて昼宴会が始まってしまいました。2時間ほど昔話や業界話、中国苦労話に盛り上がり、13時過ぎにようやく会場に戻りました。そこから18時くらいまですべての会場を歩き回っていろんなブースを見て回りました。思いのほかアメリカやヨーロッパのメーカーが本格的に進出していること、各ブースでは熱心に説明が繰り広げられていることなど日本とあまり変わらぬ光景もあれば、ディーラーばかりがまとまった会場では噂の現地即売が活発に行われており、派手に札束が飛び交い、ファイバーポストをむしり取るように何本か追加させて交渉してる姿などまるでベトナムの市場のような感激もございました。ふと外を見るとさっきまでの空は一変していきなり雹が降ってるではないですか。雨男の成果か。
日本のメーカーから現地へ来ていた若手さんたちと知り合い、タクシーに乗って王府井に戻るとすっかり広がった青空が徐々に日が暮れていく時間帯、観光客たちは一斉にスマホを取りだしてビル群の上に光る雲を撮影していました。北京に詳しい方に聞くとこんな良い天気は珍しいのだそうで。屋台で売っている各種内臓モノやヒトデ、サソリ、みたことない昆虫など横目に僕らはどこかの地下に広がるフードコートへ。冷たいビールを大量買いし、餃子2種類といくつかの点心を食べながら中国歯科事情や国内業界話に花を咲かせたのでした。ホテルに戻ると屋上にあがり天安門を眺めたりし、部屋ではこれが噂の抗日ドラマかと思われるテレビをみたりして2日目のベッドに入りました。
2016年06月11日土曜日、天安門広場、王府井から南锣鼓巷、什刹海を散歩、夜はホテルで会食
今日もまた朝5時過ぎに目を覚ましてしまい、もう眠れそうにないのでまた朝の散歩に出かけることに。今日は大通りを歩いて天安門広場に直行してみました。空は驚くほどの青さです。西洋人らしき人たちはここぞとばかりランニング。学生服みたいな格好の警備員たちもにやにやおしゃべりしてたりしてなんとなく連休の雰囲気です。天安門広場は想像してたよりも広くなく(充分広いんだけどもっと広大だと思い込んでた)、パノラマ写真撮ってFBにアップしてみたりしたけど、特に撮影が禁止されてる風でもなく、いやむしろ写真撮りますという売り子さんがたくさんいたりして、各地からの観光客には緊張感の欠片もなくて平和そのものって感じでした。毛沢東の写真の前では自撮り棒で記念撮影するカップルやグループがたくさんいて、どこの国も同じだなあなんて。
紫禁城にも足を伸ばそうと思ったけど開門の時間までまだ相当ありそうなのに長蛇の列が出来はじめてたりしたので、結果的に昨日と同じルートで東門から出ることに。少しお腹が空いたので目に入った定食屋でお粥を食べたらたったの2元でした(40円弱)。王府井に出てキリスト教の天主堂でひとやすみ。共産主義国家の首都に立てられた教会はひんやりとしていて何人かがお祈りしてました。手首に数珠巻いて。僕は日陰の階段に腰を下ろしぼーっと青空を見上げるだけ。
しばらく歩いてマクドナルドで清潔なトイレを借り、これからどこへ行こうかなあとBooking.comからダウンロードしてたガイドPDFを眺めていたら南锣鼓巷とよばれる地区が面白そうだと思って行ってみることに。歩いて行けないこともなさそうだけど地下鉄をいくつか乗り継いでいくことにした。3元とこれまた安い。地下鉄の駅を降りるとそこは軽井沢みたいな雰囲気の街で、多いに繁った街路樹に囲まれた細い通りは土産物屋やアイスクリーム屋さんなどでひしめき合い、にこやかな顔したお客さんたちで身動き取れないほどの大混雑。特に何を買いたいというわけでもなくただぼーっと歩いて写真撮るだけでしたがとても気持ちの良い体験となりました。ちょっと横道に入ってみると什刹海はこちら、という看板を見つける。そういえばその地名もガイドに書いてあったっけ、と歩き始めると今度はあまり人のいない路地のむこうに湖が見え始めました。ここも有名な観光地らしくて、湖の両側にはお洒落なカフェや土産物屋さん、さまざまな商店が賑やかに並んでました。少し遠くに大きな中国風の建物が見えたので近づいてみると、鼓楼、鐘楼という古代の時計台みたいな施設でした。共通入場券を買って恐ろしく急な階段を上り下りすると気持ちの良い風の吹くタワー。青空と白い雲、どこまでも続く北京市街を眺めながらすっかり僕は観光気分に。。
適当に見つけた料理店で肉うどんみたいな麺類と瓶ビールで一人ランチ。そういえば北京では昼からビール飲んでる人はとても少なく、いたとすればたいてい西洋人だ。台北でもそうだったけどあんまり昼からお酒を飲む習慣がないのかも。お昼を回るとあちこちのカフェに作られたステージからフォークギターの音が聞こえてくる。どの店も若い男がちょっとメランコリックなオリジナルフォークを唄っているのだ。青空と湖に囲まれてほろ酔いの僕はこの2ヶ月間のことを色々思い出しては彼らの歌声に聞き入り、なんども付近を歩き回ったのでした。ふらっと入ったお寺でひとやすみした後はタクシーつかまえてホテルに戻る。なんどかタクシー使ったけど日本と同じくメーター制でふっかけられたり難癖つけられたりすることもなかった。どのタクシーもスマホをカーナビ代わりにしていて時にそれは翻訳こんにゃくにもなる。この若い運転手のフロントウィンドウには合計3つもスマホが貼り付けられてて、なんだか移動するデイトレーダーみたくIT駆使して走っております。
ホテル近所の小さなコンビニで缶ビールとポテチを買い、窓のない部屋で飲み始めたらすっかり夜の雰囲気に。まだ15時とかだけど。それにしても身体がくたくた。iPhoneアプリを見ると毎日3万歩くらい歩いてるのでそりゃそうだろう。あっそうだ、フットマッサージなんかどうだろうとBaiduマップで探してみると昨日朝食を食べたあたりに四つ星マークのお店があるではないか。138元(2,200円くらい)とほぼ日本並みだけどこの調子でいくと元が余ってしまいそうだし、まあいいかと歩いていくことにする。お店はすぐに見つかり、案内された部屋には3つの安楽椅子があったけどこの時間帯だと他に客はいない様子。比較的体格の立派なおねえさんがやってきて温水たらいで足を温め、そこから50分間ぐいぐい刺激されました。どうも話し好きの方らしく、iPhone取りだして音声入力で中英翻訳し、どこから来たのか、フットマッサージは何回目だ、日本にもこの手の店は多いか、いくらくらいだ、痛くないか、お茶とトマトを出したから食べたらどうだ、その赤いトマトは日本にもあるのか、などとひっきりなしに聞いてくる。ひぃひぃ言いながら適当な英語で返していたわけですが、それにしてもスマホってほんとに国境をなくしていくのだなあと実感した次第。
20時より10年前の2006年に家族で上海旅行した際にたいへんお世話になった日本語流暢な某氏とホテルのレストランで会食。この10年間のいろんな変化やデリケートな話題に至るまでいろい
ろ教えてもらうことができました。しかもまた支払ってもらって恐縮の限りでした。次は日本で再会の約束を。
2016年06月12日日曜日、北京空港から関空へ帰国、泉佐野に泊まると八代で震度5
窓のない部屋にもすっかり馴染んできまして、それでも目を覚ますと朝5時半。これまたすっかり日課になりつつあるなと朝の散歩へ。昨日までの驚くべき晴天はどこかへ行ってしまい、テレビでよく見る北京のスモッグ空が戻って来てました。最後の朝だから天安門とは逆の東の方向へと歩いていくと大通りに高層ビルが建ち並ぶなかなかSF的な景色に。おばちゃんが犬の散歩してるけど当たり前のようにここではノーリードです。そろそろ通勤時間なのかサラリーマンらしき人たちが朝食を食べ始めました。日本だとコンビニでおにぎりを買う感覚なのか雑貨屋の店頭で饅頭やスープを買って食べはじめたり。「早天」という看板が朝食なのだろうとそんな看板が並ぶ路地に入ってみたりしたけどインドみたいなヤバさを感じることは一度もありませんでした。たまたまかもしれないけど、誰かを騙そうとする目つきの人間には出会わなかったのです。誰もが自分の生活をしていて、近所の人たちとたわいもない雑談をして、見知らぬ人にも気軽に話しかけ、笑顔で暮らしているってイメージ。ここが比較的階層の高い人が多く住む首都だからなのかもしれません。日本とは段違いに強い権力を持った政府が君臨しているからなのか、人々はお互い助け合って暮らしている・・そんな感じも受けました。一方の日本では都知事を一斉バッシングするニュースで盛り上がってました。もう一つの世界で暮らしている似たような顔をしている人たちを眺めると、何が正解かなんてわからないもんだな、なんて。
ちょっと高級そうな感じのするチェーンレストランで朝食を食べ(8元)、ホテルに戻ってなんだか分からない洋画を眺めているうちにチェックアウトの時間に。追加精算もなく、このままだと元を余らせてしまいそうだからと、空港までタクシーを奮発することにしました。ガイドブックによると片道125元くらいだそうです。ホテル前に泊まってたタクシーに「空港まで」というと「玉名スリー?」と聞き返されるではないですか。玉名ではなく熊本からだぞ、と答えそうになりましたが友人が「Yes ,Terminal3」と答えたので、なるほどお互いなまっとるからなと。日曜日朝だからか北京名物大渋滞も体験できず空港へと向かう車内にて運転手から「メーター止めて150元でいかないか」との打診が。キタキターと思いつつ「120元って聞いてるけど」と答えると「いやーそれはキツイ、140でどうだ」というので「125だったらそれでもいいよ」と返せば「わかった130で手を打とう」と。もともと元を使い切るのが目的でもあったのでまーいいか、とOKすることに。やっと海外旅行って気分になれました。
空港ではカウンターで無料Wi-Fiのパスワードを貰い(ちょうど今朝プリペイドSIMのパケットを使い果たしてた)、タイレストランでビールを飲み、カフェで珈琲のんだり待合室で読書してたりするうちに14:20のフライト時間に。帰りも映画なんて上映されてない便だったのでぐっすり寝たり読書したりしてるうちに関空へ。半年前の年末に妻と泊まった泉佐野プリンスホテルにチェックインし、駅前の植田という定食屋で親子丼を瓶ビールで流し込んで寝ようとしたら八代で震度5弱のニュース。ふと2ヶ月前の江坂のホテルを思い出したけど、実家の両親にLINEで聞いたらたいしたことないとわかり、安心してベッドに入りました。
<今週読んだ本>
- 日の名残り(カズオ・イシグロ)
- ブックオフで送料かせぎに買ってみたんだけどこれが抜群に面白く、北京からの帰りに一気に読んでしまった。1989年の作品だから村上春樹がブレイクした頃なはずだけど今まで手にしてこなかった。でもこれは良くできた作品だ。くすっと笑えるし。読みながら古いSF作品を思い出した。ロボットが主人公で、次第に人間的な感性を得ていくようなそんな作品だけど名前は思い出せない。映画アンドリューNDR114がいちばん近いかも。執事ってロボット的だからかな。いやもともとロボットという概念自体が執事をイメージして生み出されたものなのかもしれない。
2016/05/30〜06/05の業務日誌
まだまだ続く独身生活、妻はクアラルンプールあたりをひとり旅していてたぶん明日には帰ってくる予定。早朝の愛犬散歩から戻って来ると朝食を作って食べ、そのままキッチンで途切れがちになってしまっていた震災ブログの続きを書きました。もう1ヶ月前になる出来事を当時の写真を見返しながら書いていくのですが、誰かに読んでもらおうというより将来の自分自身のために思い出して記録している、という感覚です。作業しているとなんだか遠い昔のことのようにも思うし、つい昨日あった出来事のような気もして、少し奇妙な感じになります。お昼は即席ラーメン。内科に立ち寄り先日受診した定期健康診断の結果を見てもらい、まあしばらく血圧と脂質改善の薬を飲んでおきましょうかと。結果としては昨年に比べかなり改善されていたのです。薬のおかげでしょうけど。
朝5時に妻からの電話で起こされ、空港での生活や顛末を聞かされまして。その後地元組合の社長さんがお見えになってちょこっと打合せ。そういえば11時くらいに鹿児島空港からゼロ戦が飛んでくるらしい、と空を見上げるもワレ発見ニ失敗セリ。日光に熱せられた屋根に裸足で上がったので軽く火傷しました・・
11時過ぎ、熊本空港へ。そろそろ妻が帰ってくる予定なのです。ちょっと時間があまったので展示されてるYS-11を外で眺めたりしていたら羽田からのANA便が到着。到着口に待ってたらなんと知り合いの業界人が降りてきてびっくり事件など。やたらと元気そうな妻が出てきてクルマにのせ、ラーメン食べたいというのでとんこつラーメン屋にはいり9泊10日目の帰宅。
そろそろ6月15日に東京の日本歯科新聞社で開催される熊本地震報告会の準備を始めなければ、とKeynoteを立ち上げ、過去写真の選択を始める。でもなんかブログとごっちゃになってきた。本当に伝えるべきはたんに僕の経験だけでなく、そこから導き出される次の災害への何か、なはずだと作業を中断して考え込んでしまいました。夜にはTHE HEAT二度目にして本番前最後の練習へ。なんともうひとりのギタリストは仕事がいそがしくて来れないとのこと、仕方がないので頑張って二人分のパートを弾きました。考えてみればギター二人のバンドだなんて学生時代以来30年ぶりなわけで。スタジオにあった巨大なマーシャルアンプに古いテレキャス繋いで歪ませたらなかなかの迫力でした。そういえばマーシャル初体験だったかも。この歳にしていろいろ経験ができるのも考えたら震災のおかげなのかもしれません。
朝から頑張って仕事してお昼はレトルトカレー作って食べてまたも仕事場に上がって気合いを入れようとしたらなぜか突然の眠気が・・・睡眠時間は十分なはずなんだけど唐突に疲れとだるさに襲われもしやシンガポール空港で風邪気味になったという妻のウィルスを貰ったか・・・明日は本番なのにやばい、としばらく休憩することに。
目が覚めるとやはり体調はいまひとつだったのですが、弦を張替え、シャワーを浴びてバスで街中へ。15時半からライブハウスDjangoでリハーサル。今日は5バンド出るのですがどのバンドもかなりプロ級でなんか熊本盛り上がってるんだなあと感心しきり。メンバーとウエストで軽く食事してたりしてたらもう開演時間。なぜかマレーシア風の衣装で僕の何倍も目立つ妻もやってきた。会場は満席、どのバンドも素晴らしい。充分盛り上がったあとでトリのTHE HEATにてひたすらギター弾きました。終わってようやくビールで乾杯、23時からは居酒屋「うまかっさい」で打ち上げ。5月末から2週間7カ所での開催を実現したPlay For Kumamotoの最終日だったのです。いろんなバンドのメンバーがわいわい飲み騒ぎ、初日に演奏したSoul is BackのMr.T夫妻と異様に盛り上がってそのまま二次会ケンレノン、夫婦してタクシーに乗ったのは午前3時半でございました。
完全に二日酔いで午前中は終わるのかなと思いきや、案外元気に朝目を覚ましました。そういえば体調不良なんて言ってたけどそれもどこへやら。昨日の写真や動画を整理したりしてたら夕方になったので妻と八代へ向かいます。今日は八代のミュージックバーで荻原亮という若いギタリストのトリオ演奏があるのです。とにかく見た方がいいよ、と薦められてチケットを買ったので連夜になるけどと出かけました。良いプレイするためには良いプレイを見ることも必要なのです(プロでもないのに)。知り合いばかりの店内で用意してもらった席に座り、2ステージに渡る彼らの演奏を見てるうちにこれJazzとかFusionだったんじゃないのかってくらいに会場は盛り上がり、最後は総立ちになって大騒ぎしてました。演奏後も鹿児島出身ドラマーの勢いは止まらず、誰彼構わずステージに上げてのアフターセッション。Jazzとかよく分かんないし高そうなギブソン335弾かせてもらうの悪いし、なんて最初は逃げ回ったのですが次に気がついたときにはステージで335を抱え、ディストーションとワウを思いっきり踏みしめて場違いなプレイで若造たちに対抗しておりました。いやはや。
- グレート・ギャツビー(スコット・フィッツジェラルド)
- こないだ読んだヘミングウェイの「移動祝祭日」にフィッツジェラルドとの交流を(わりとひどく)描いた章があり、そういえば彼の作品はひとつも読んでないぞと中古本を入手した。独特のリズム感であっという間に引き込まれ最後まで一気に読んでしまった。村上春樹の翻訳のせいだろうかとても新しい作品のように感じた。
2016/05/23〜05/29の業務日誌
2016年5月23日月曜日、妻を空港に送り、夜は久々のSIB練習
早朝に目が覚めると姉からLINEが入っておりしばらくメッセージの交換となりました。この手の家族とのやり取りはTwitterDMでもFBメッセージでもe-mailでもなくてやっぱりLINEなんだなあと実感するわけです。理由はたぶん敷居の低さとログがどんどん消えていく安心感かな。お昼前、これからマレーシアに飛ぶという妻を熊本空港までお見送り。年に一度くらいマイレージ消化を理由に夫婦どちらかが海外に出かけるようにしているのですが、今年は震災などもありどうしようかとずいぶん迷った挙げ句にやっぱり行ってくるわと。8泊9日でほとんど事前の計画無しにマレーシア、シンガポール、インドネシアと旅してくるという妻に僕のiPhone6SIMフリーを渡し、まあたまにはLINEでもくださいな、と送り出しました。
午後からは復活なったスポーツジムへと実に1ヶ月半ぶり(前回が4月7日)にやってきて久々に汗をかきました。あまり身体を動かす機会もなく飲んだり食べたりばっかりだったので筋肉は減り脂肪が増えてる気がして気持ち悪かったのですが、まあ気休め程度にはなりました。相変わらず昼間のジムは老人クラブですが、知った顔が集まってて、みんな元気だったんだなあと(会話したりはしないんですが)。
自宅に戻りしばらく仕事した後、夜はアワーハウスでバンドの練習を深夜まで。今年2月から20回以上も練習したSoul is Backというおじさん大所帯バンドですが、震災復興企画の一環として今週末緊急出演することが決まり、この1回だけの練習で本番を迎えるという流れなのです。といってもあれだけしつこく練習してたからさすがに身体が覚えてくれてるようで最初からノリノリの練習となりました。考えてみたら震災の1週間前(4/7)に3時間にわたるステージをこなし、震災の前日(4/13)に盛大な打ち上げをしたあと、1ヶ月近く顔を合わせていなかったのです。バンド結成まではほとんどお互いを知らなかったメンバーもまるで長年の友人が久しぶりの同窓会に集まったかのようにお互いの無事を確認し、喜びながら懐かしさすら感じるビートに身を任せた贅沢な練習時間でした。家に戻ったらもうくたくたで、そのままベッドにぶっ倒れて熟睡。
2016年5月24日火曜日、熊本SJCD例会と懇親会
暑いので窓を開けて仕事していると方々から建築関係のトントントンという音。高度成長期に育った世代としてはなんだかとても懐かしく思えて、そしてどこかけだるい眠気にも襲われるというなんとなく懐かしい感じの一人仕事場であります。今日もお昼はジムに行ってプールやお風呂を楽しみ、帰り際にはモールでちょっとした買い物(500円の短パンとか)。
夜は歯科医師会館に移動して総会の準備です。本来であれば先月開催されていたはずの熊本SJCD総会が5週間遅れで開かれることになり、事務局としてさまざまな準備と発表を行いました。終了後は小雨の中ちかくのレストランに移動し、2時間ばかりの懇親会へ。29名の参加者それぞれがショートスピーチし、今回の震災を機に何を考え、これからどうするのかなんてことを話しました。いろんなキャラが集まった会ですけど、みなさん医療人として真摯な思いをけっして忘れていないことに感銘を受けました。妻はクアラルンプール空港から列車でシンガポールに入ったらしい。
2016年5月25日水曜日、ゆっくりスポーツジムで汗を流す
今朝も早朝目が覚めて昨日の総会の写真を整理してたらシンガポールのホテルにいる妻からLINE無料電話、しばらく近況報告などを受けたわけですがそれにしてもまったく海外と話してる気がしないのだからITも困ったもんです。外は雨。お昼は三日連続のスポーツジムに行き1年ぶりくらいに筋トレ・プール・サウナ・マッサージチェアのフルコース。飲み過ぎ気味の昨夜のアルコールが吹き飛びました。夜はわりと遅くまで仕事してしまい、今朝炊いたお米でひとりご飯。妻はシンガポールからインドネシアのビンタン島に渡ったらしい。
2016年5月26日木曜日、八代実家に泊まる
八代に住む両親がどうやらひどい風邪で寝込んでいるというので様子を見に行くことになりまして、夕方から出かけることに。午前中は昨日郵便局で買ってきた往復葉書に委任状を印刷したりODMLの文書をスキャンしてアップしたりといつも二人でやっている仕事を一人で淡々と。18時過ぎようやくひと段落したので柴男社長をクルマに乗せて八代へ。益城熊本インターに入るとすぐに渋滞が始まって嘉島ジャンクションくらいまではノロノロ運転となりました。おかげで昼夜を問わず頑張って道路復旧しているむくつけき男たちの働きぶりをしっかり眺めることができました。重機を操る人から交通整理係までみな真っ黒に日焼けして頑張ってました。思わず窓開けてペットお茶を渡そうかと思ったくらい。
八代の実家に着くと両親は思ったよりも元気そうで、一時期よりだいぶ回復したよとの話。確かにそれなりの年齢だけど、これまで二人同時に風邪ひくなんてことがなかっただけに今回はちょっとしんどかったみたいです。これもある意味震災の影響なのかもしれません。ここには酒とかビールという単語が存在しないので僕も早い時間に寝室に上がり、プリンスの特番見たりしながらゆっくり寝ることにしました。
2016年5月27日金曜日、Play For Kumamoto SIB at CIB
朝7時に起きるともう両親とも起きてて朝食の支度をしてまして、なんだかわざわざご飯食べに来たようで(実際そうなんだけど)悪いなと思いつつ柴男散歩へ。こうしてみると八代のこのあたりはほとんど建物の被災はないように見えます。でも実際には家具が散乱したりお客さんが激減したりと影響はかなりあると聞いてますし、なんといっても日奈久断層はまだこれから動くのではないかといった情報が熊本市内とはまた違った影を落としてる気もしました。
さて熊本に戻ろうとまた高速道路に乗ると帰りもやはり通常20分の区間が40分ほどの渋滞となりました。理由は一部区間が重量制限のための一旦停止になってるからですが、そうでなくても大きな段差やうねりがあるために50km/h制限になってたり、対面通行になってたりすることもあり、よくぞこの状態で通行してるなあと感心したりでした。
自宅に戻ると少しだけ仕事関係の処理をして、夜のステージの準備へ。まずは弦を張り替えるのですけど、同時にこないだ水道橋の楽器屋さんで買ってきたナットの交換に初挑戦。ネットに上がってたマニュアルを見ながらサンドペーパーでごしごしして高さや幅を調整、どうにかビビらず弾きやすい状態にすることができました。今日のステージはテレキャスをアンプ直結!の男気溢れるセッティングなので生音の状態をしっかり作っておこうかなと。クルマにアンプとギターを載せ、繁華街にあるライブハウスCIB(キーブ)へ。17時からのリハーサルには余裕で間に合いました。すでに対バンがリハしてて、なかなかみんな上手いなあと感心しました。
このイベントは Play for Kumamotoという熊本市内で昔から頑張っているいくつかのライブハウス店を支援するために立ち上げられた一連の企画でして、僕ら楽器やる人間が無償で演奏し(アマチュアだから当たり前だけど)、チケットを捌き、震災時に多くの器材を失ったりたくさんのイベントがキャンセルされたりで客が激減したお店に元気になって貰おうということになってます。というわけで僕らも積極的に飲んだり食べたりしながらへべれけでラストステージへ突入。1時間ほどの演奏でしたがブラス隊4人とボーカル3人、合計12名という大所帯でど迫力の演奏となりました(たぶん)。
ライブ後は遅くまで店に残ってミーティングと称して飲んだくれ、大雨のなか代行運転で帰ろうとするもタクシーも代行もまったくないほどに夜の街は復活しており、結局ひとりでもう一軒なじみの店で午前3時くらいまで時間つぶしして、それでも代行30分待ちでようやく自宅に戻ったらもう朝4時近くでした。でも僕もずいぶん元気になれました。
2016年5月28日土曜日、一人で過ごす土曜日、バラク・オバマの広島
昨夜遅かった割には朝7時に目を覚ましてしまい、仕方がないので洗濯したり仕事したり。外はまだまだ雨。テレビをつけるとどのチャンネルも昨日の伊勢志摩サミットの後にバラク・オバマ大統領が広島を訪問したというニュースでした。僕が始めて広島を訪れたのは中学校の修学旅行だったから1980年くらい。あの頃は米ソ冷戦まっただなかだったけどそれから10年後には冷戦が終了し世界は自動的に平和になるものだとばかり思い込んでたわけですが、現実にはますます世界はややこしくなり、これでもかとこんがらがった釣り糸を解く作業にみなウンザリしてるような気がします。その中で行動を起こすことは大変なことだと思うけどオバマ大統領はうまくやれたと思う。批判はあるだろうけど、行動しなければ批判すら生まれないわけで・・・なんてぼんやり考えました。今日もジムに出かけて昨夜のアルコールを流し、テレビでやってた「通いの軍隊」みたり、みうらじゅんのエッセイをKindleで読んだり、ここ数日のホットな気分をすこしクールダウンな土曜日でした。妻はクアラルンプールにバスで到着し街歩きしてるそうで。
2016年5月29日日曜日、インプットにつとめた日曜日
今日もこれといって予定がないしずっと雨みたいだから屋内でだらだらすることに。来週末にまたライブハウスでこんどはストーンズバンドのサポートで演奏することになったので、久しぶりにキース・リチャーズのフレーズを練習したりしたのですが、これはこれであの味はなかなか出せない。簡単なスリーコードなのに。それにしてもAppleMusicとYouTubeにはお世話になりっぱなしです。バンドばっかりやってた学生時代にこんなツールがあったらどうだったのだろうって一瞬思ったけど、たぶんあまり利用しなかっただろうなあ、あの頃は勢いだけで何とかなると思ってたし、と結論しました。80年代はまだロックの進化は止まってなかったと思ってたし、誰かの演奏をコピーするのは退化だとすら考えてた(今にしてみれば恐ろしいけど)。
大雨の中なにか食べに行こうかなと外に出たけど、どこもかしこも満席。ジムでも行こうかとおもったけどここの駐車場もほぼ満車で停められず、もしかして景気よいのかしらと結局自宅近くのスーパーで買い物して家で飲んだり食べたりすることに。テレビをつけると先月なくなった富田勲のドキュメンタリーやってて食いつくように見た後、地元の熊本日日新聞社発行の「平成28年熊本大地震」という写真集を(ようやく)めくり、続いてみうらじゅんのエッセイを読了し、ここしばらくアクセスしてなかったHuluでなんとなく映画を一本観たり、Amazonプライムビデオでアイルトンセナのドキュメンタリー映画をみたりして、ひたすらインプットばかりの日曜日となりました。
<今週読んだ本>
- 人生エロエロ(みうらじゅん)〜久々にKindle日替わりセール。もう爆笑しながら一にで読んでしまった。すごい才能持ってる人なのになぜか僕にも書けるんじゃないかとか思わせてしまうところがあって、でも絶対無理なのだ。
- 平成28年熊本大地震〜地元の新聞社が震災後2週間で発行した記録。妻が買ってきてたけどなんとなく見る気がしないまま過ごしてしまい、ようやく見る気になった。新聞は毎日読んでいたけどあらためて見直すと心がざわつく。
<今週観た映画>
- インフェクション(感染)(hulu)
- 現代版「渚にて」みたいな世界の終末を描いた2014年の作品。ちょっと分かりにくいところもあるけど、人類が滅亡するという大きな物語と家族や夫婦の小さな日常の物語の対比が上手く描けてたように思う。そしてつい先日自宅避難したばかりの身にはまた違った感触で伝わってくるものがあった。
- アイルトン・セナ ~音速の彼方へ(Amazon Prime)
- 1994年5月1日にイモラでセナが亡くなったとき、F1ファンを自認していた僕ら夫婦の受けた衝撃はまるで両方の親戚がいっぺんに逝ってしまったくらいのものだった(ちょっと大げさかな)。もう22年も経つのに昨日のことのように覚えている。僕らは88年の鈴鹿以来彼の走りに魅了されてて、でもこの人いつかレース中に死んでしまうんじゃないかって(たぶん多くの人も)薄々気づいてた気がしたたんだけど、実際にそれを目の当たりするとしばらく何も話せなくなるほどのショックだった。だからこの映画も二度と見ることはしないと思うけど、いろいろと当時のことを思い出したりして、ちょっとだけ20代の頃を思い出す体験となった。
ODMLメルマガNo.145 2016年5月号
http://www.ourdent.com/our/report/MM201605.pdfODMLメルマガ145号(2016年5月号)を配信しました。
下記はリンク先PDFのテキスト部分です
1.商品マスタ検索が動き始めました
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2年前より着々と準備をしてきたODMLの「商品マスタ検索」
↓こちらが従来の「文書検索」結果画面です。
<図>
↓「商品マスタ検索結果」
<図>
従来のパンフレットやカタログが並ぶ代わりに、
↓商品名をクリックすると詳細画面が表示されます。
<図>
その商品に関するさまざまなデータや説明、
従来の文書検索に比べてより直感的で素早い商品知識の獲得が可能
現在はまだ商品の写真や説明文などが完全ではありませんが、
2.日本歯科新聞熊本地震報告会(6/15)
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先月の熊本地震では全国各地よりお見舞いとご支援をいただきまこ
日本歯科新聞社さんが6月に東京で地震報告会を主催されるとのこ
日時:2016年6月15日水曜日15:30~17:00
会場:日本歯科新聞社セミナールーム(文京区水道橋)
会費:3000円
詳細→https://shika-pro.jp/
3.あとがき
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あっという間に1ヶ月が経ちました。
震災ブログを書き始めました。
http://bluesmantaka.blogspot.
ODMLメルマガNo.144 2016年4月号
http://www.ourdent.com/our/
ODMLメルマガ144号(2016年4月号)を配信しました。
下記はリンク先PDFのテキスト部分です
1.自社文書アクセスログを実装しました
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先日のODMLアップデートによりODMLへの文書掲載をサポー
★情報登録>自社文書アクセスログのページです。
★指定した期間中に、
★
2.平成28年熊本地震の影響につきまして
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4月16日木曜日夜の地震に始まった連続地震により熊本県・
ただ近隣住民はもちろんのこと、被災地区の歯科ディーラー、
3.今後の出張予定
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06/08(水)~06/15(水) 大阪北京東京
07/14(木)~07/18(月) 高知出張(SJCD合同例会)
4.あとがき
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まさか自分が被災者と呼ばれる立場になろうとはその一瞬前まで想
その日の深夜にまさかの本震に遭遇し、
ODMLもデジタルを超えたなにかをも提供できるメディアになり