ここから続く3週連続関西出張。姫路、神戸、船場、天王寺、奈良と二泊三日で巡る旅でしたがJetstarで関空往復なのでびっくりするほど経費を使わず国内でもバックパッカー気分でした。そういえば一年前の今ごろはイギリス一人旅をしていたのでした。当時のブログはこちら。
2015年11月16日月曜日、日曜日に思いっきり仕事したので朝から仕事が手持ちぶさたな月曜日。明日からの出張手配したりこの日誌を書いたり、ジムに出かけたり。しばらく会社にいないので机の周りを片づけたり。
2015年11月17日火曜日、朝から大雨。早朝から録画しておいたF1ブラジルグランプリを倍速(つまり時速600km/h)で観ていたら夜が明けてきましてそのまま仕事へ。毎週第三水曜日に発送している例会資料を作ったり来春の講演会展示案内を作って賛助会員に送ったり。同時並行的に毎月中旬に出しているODMLメルマガを書いて業界内の知り合い600名強に配信。夕方妻に空港まで送ってもらい、ジェットスター機に乗って1時間で関西国際空港へ。ちょっと高め(1,950円)だけど雨の湾岸高速を気持ちよく走り抜けるリムジンバスで神戸三宮、予約していた駅前のホテルへ。21時過ぎたけどお腹空いたのでホテル前の小さな中華料理店に入ってみたところ水餃子が絶品で思わず生ビールお代わりしたのでした。
2015年11月18日水曜日、昨夜寝る前には満腹になってたはずなのに数時間後の朝にはもうホテルの朝食を食べる気満々。食べ過ぎてお腹壊しながら三宮から新快速に乗って姫路へ。以前からのユーザー企業さんの朝礼にて新しい機能を短時間説明させてもらいました。特に若い社員さんたちの食い付きの良さに驚かされ、やはり顔を合わせて説明することは重要だと認識を新たにしました。姫路駅まで走って戻りまたも新快速で三宮駅へ。初めて訪問する輸入商社さんにて1時間ほどODMLの説明と今後のご協力を依頼、その後旧知のマネージャーと雨の中ランチへ。駅まで送ってまたもや新快速で今度は大阪駅、乗り継いで肥後橋、ODMLユーザーでもある卸商社さんの会議室で3時間ほど所属している団体の委員会ミーティングにオブザーバー参加。会議後は歩いてしばらくの九絵屋というクエ専門店でお祝いの会に参加しました。クエってアラのことなんですね。お腹いっぱいになった後はタクシーで二次会、小雨の中歩いて中之島のビジネスホテルになだれ込み。
2015年11月19日木曜日、朝から天王寺方面へと移動しユーザーディーラーさんにて社長とお話ししたりIT担当の方に今後の開発について情報交換したりしたあと次は奈良へ。2年ぶりに奈良市内のユーザー企業に顔を出そうとGoogleマップの道案内で最寄り駅まで移動したのは良いのですが、そこから1.7kmの徒歩ですよとガイドされ、滅多に歩くことのないであろう田んぼのあぜ道を歩きスマホ状態、でもこれが案外に楽しかったのです。到着後は近くのうどん屋さんでランチしながらテーブルにMac拡げて即席説明会。奈良駅までおくっもらったのでそこからは天王寺乗り換えで1時間15分後には関西国際空港、ほどなく熊本へと飛び立ち迎えに来てくれた妻のクルマで自宅へ。それにしてもよく歩いた。そしてよく食べてよく飲んでよく喋った。
2015年11月20日金曜日、午前中は出張中に出会った方へのお礼のメールや名刺の整理、宿題の数々を片づけているうちに午後になり月に一度の税理士事務所さんとのミーティング。決算数字が確定したのでその報告を受けたり今後の税制改正への対応や来期予定などについていろいろ話してアドバイスをもらったりするのです。基本、夫婦ぼっちの組織なので今後の方針などについて客観的なミーティングを持つ時間はとても貴重です。夜は開店当時から通っていた近所の焼き鳥屋さんが復活したと聞いてお祝いがてら飲みに駆け付けました。7ヶ月前に大将が病気で倒れ、リハビリ頑張ってたのですがまさかこんなに早く復活するとは。息子が幼稚園の頃から憧れていた大将の変わらぬ元気な姿にこの界隈も元気さを取り戻したようで安心しました。
2015年11月21日土曜日、今年に入って熊本市内の某企業社員さんを対象にITコースの講師をやってまして、今日が7回目となります。今回のテーマは「表計算」ということでExcelで何ができるかとか具体的な表の作り方、説得力のある見積書の作り方や名簿管理の小ネタなどを実演しました。最後はGoogleスプレッドシートも紹介したので次回にまでは皆さんそれぞれで何かシートを作ってきてくれることに。僕はドのつく文系ですが、だからこそ苦手な計算を完璧にやってくれる表計算ソフトは仕事になくてはならない相棒でしてこれまでロータス123、Excelと渡り歩いてきましたけど最近はほとんどGoogleスプレッドシートばっかりなのです。夜は妻がどうしても観てくれと以前からうるさいのでレンタルDVDの山を崩しながら2011年の「それでも、生きていく」を最後まで一気してどよーんとした気分になるのでした。お取り寄せ安ワインとオーブン料理をつまみながら。
2015年11月22日日曜日、世の中は連休なのか、と驚きつつ朝から柴男社長とのんびり散歩。家に戻ると遅い朝食を食べながらゆっくり新聞に目を通しハードカバーを一冊読んでたらAmazonからどばどばっと本が届いて次々と手を出し。他には来年4月にギター演奏を手伝うことになったので送られてきたネタ曲(42曲!)をEvernoteに取り込み、ネット検索してゲットした歌詞とコード進行を貼り付ける作業を延々と。便利な時代となりました。以前だったらテープをなんども止めながら大学ノートに聞こえたままの歌詞をカタカナで書き込み、耳コピーした適当なコードを書いたものですけど。
<先週読んだ本>
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〜12月に京都で開催される所属団体の例会にて手嶋さんの講演がセットされてるとかで参考図書が送られてきました。珍しくはやめに手を出して1日でざっと読み。彼の本も佐藤さんの本もこれまで数冊ずつ読んでいるので特にびっくりした話が書かれていたわけでもなく、例によってどこまで素直に信じてよいのかわからないテイストなんだけどまあ楽しめました。
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実家の片付け、介護、相続…親とモメない話し方(保坂 隆)
〜AmazonKindleストアに進められて何とはなしにダウンロード。幸いうちは両親ともに健在ですしたぶん心配するほど相続もないだろうけどあちこちから大変だーなんて話も見聞きするようになってきたので読んでみようかなと。著者がお医者さんということもあり、合理的かつ弱者に寄り添った考え方には共感したし、なるほどそんな話法もあるよなと勉強になりました
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〜これもKindleで。以前読んだ特攻に関する本に「神風特攻全体とほぼ変わらぬ人命が一度に失われた水上特攻」という項目があり、またパリでのカミカズ報道が話題になっていたこともあって以前から気になっていた本に挑戦してみた。当時実際に大和に乗っていたり送り出したりした人間たちの生々しい証言から見えてくるのは美しい物語でもなんでもなく、明らかに勝ち目のないことを知りながら「仕方がない」と若者たちの命を無駄に失わせた当時の指導者たちの愚かな姿だった。米軍にはそんな彼らが「話し合うことなど不可能な狂信者」だと写っていたことは間違いなくだからこそ大量破壊兵器の無慈悲な投下にも繋がっただろうことを思えば美談にはできない空恐ろしさが伝わってきた。
<先週みた映画>
- それでも、生きていく(レンタルDVD)〜2011年のテレビドラマ。妻が最高傑作だから観るべきなのだと以前から言っててついに根負け、一気に12話を観た。確かにすばらしい作りだと思った。でも天邪鬼な僕は「これは日本でしか通用しないのでは」と妻に話した。確かに加害者や被害者の家族を取り巻く環境は依然として厳しいのかもしれないけど、それは同時に社会の病理でもあるからこそ社会を変えていくという方向性をも描いてほしかったのです。悲劇を悲劇として描くだけでなくドラマを通して何か希望を見いだせると良いんだけどなあと。たとえば「それでも、夜は明ける」というタイトルにしていたらもっともっと良い作品として語り継がれた気がする。
Takaaki Awazu
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