2017年4月3日月曜日、日常に戻りつつありますが時差は解消せず
いまだに朝3時に起きてしまうのは時差ボケでなく加齢なのかも・・・今日は久しぶりにジムへ。夕方は毎週書いているODML Weekly Mail Magazineをささっと書いて配信作業。今年に入ってからはじめた作業ですがずいぶん慣れて最近では30分程度でこなせるようになりました。でもメルマガってクラウドと違って送った後訂正きかないのでやっぱり緊張します。晩ご飯はめずらしく食欲なくて22時には寝ました。たぶん身体的にはもう深夜だったのだと思います。
2017年4月4日火曜日、理事会議案作ったりバンドの活動下準備再開したり
昨日よりさらに早く2時半に起床。完全にひっくり返っております。仕方がないのでヘッドフォンつけてギターの練習してみたり。10時にゼロックスさんにお邪魔して商談中の複合機買換について実機で実験など。今使っている機種は新築直前に導入したのでもうすぐ10年選手になります。今年中には補充インクやパーツの提供を終えますので・・と営業されているのです。普通に動いているのですが。自分が機械を販売する側だった頃は「10年も前に買った機械が故障するのは仕方ない」って感覚だったのですが、購入して使う側になると「10年なんてこないだじゃないか」と思えてくるのでなかなか興味深い感覚ではあります。しかし新しい機械はそれなりに進化していて、特にスキャン→OCR→PDFという自動作業の精度はなかなか使えそうなレベルでした。これは収穫。道中、自衛隊通りの桜並木を通りましたが今年はまったく開花してませんでこりゃいったいどういうことでしょう。
午後は来週予定されている熊本SJCDの理事会資料を作るのに4時間ほど。来月は年に一度の総会なので議案も多く、決算や予算などやるべき量が半端じゃないのです。夕方ようやく終わって夕食前にバンドのオリジナル曲のコードをEvernoteに記録したり、もう一つのバンドの歌詞14曲をご年配ボーカリストのためにプリントアウトしてあげたり。
2017年4月5日水曜日、北朝鮮の飛翔体ニュースとか
今朝も安定の4時起床。妻のバンドのギター女子から預かっている謎のセミアコの弦をより太めのライトゲージに交換してみたりして長い時間を過ごすのでした。なぜか仕事する感じでもなくて。朝になるとニュースで北朝鮮が謎の飛翔体を放出したとのニュース。最近はこの手のニュースにもすっかり慣れてしまい、民衆が集まる市場とかで自爆テロするよりよっぽど先が読めるんじゃないかって気もしてきていかんですね。それにしても日本の政権がスキャンダルなどで追い込まれると絶妙なタイミングで北朝鮮が何かやらかすという図式はどういうカラクリなんでしょう。陰謀論唱えるつもりはないのですけど。
午前中は8月講演会の展示企業募集案内だして、夜はメキシコブログにようやく手をつけ、21時からは久々のバンド練習でスタジオへ。今回は少人数でオリジナル曲のアレンジ大会となりました。大学4年間ずっと先輩のオリジナル曲をああだこうだアレンジして演奏していたのでちょっと懐かしい感覚になれました。
2017年4月6日木曜日、午後から寝てしまって時差ボケ元の木阿弥
5時起床とずいぶん真人間に戻ってきました。外はまっくらで強い雨。桜はいっこうに満開の気配もなく春を飛び越し一気に梅雨になってしまった感じです。7時過ぎ、昨夜のバンドアレンジをガットギターで弾いてそれをiPhoneで録音、MusicMemoというアプリで編集してベースとドラムを自動演奏させたテイクをメンバーに送信。なんて時代だ。だからといって即座に良い曲が仕上がるってわけでもないですが。
ラジオで共謀罪(新テロ対策法案)の話題をやってましたが、共謀罪と銃規制問題とは同じ平面上にあるんじゃないかと思うわけです。平和な生活を続けるためには、1)刀狩りを実施した上で公的機関(警察など)にのみ暴力装置を預ける。治安が悪くなってきたらある程度プライバシーに踏み込んで治安維持することをも認める 2)住民は自ら武装して公的機関が私的領域に踏み込むことは徹底して排除する、という左右両極端な考えのどこかのポイントにみんなの考えを落とし込まないといけないと思うのです。そもそも今治安は悪くなっているのか、危険は迫っているのか、だとすればそれは何故なのか、という疑問もあります。みんなが貧乏だったら何も考えなくて良いのでしょうけど守るべき財産が増えてきたり、伸びる一方の余命を健全平和に生きるべきだそうでないと落伍者にになってしまうみたいな圧力が拡がっていることも背景にある気もします。んなこと考えてたら午後に眠ってしまい起きたら夕方。嗚呼、解消に向かっていた時差ボケが元の木阿弥。
2017年4月7日金曜日、アメリカ軍がシリア基地を空爆とのニュース
仕事していたらアメリカ空軍がシリア軍の基地を巡航ミサイルで空爆はじめたとのニュース。52年生きてきて「戦争が始まった」というニュースを聞くのはこれで何度目だろう。今回の爆撃はシリアにおける悲惨な状況を解決させるためといわれてますがこれが引き金となって長い戦争にならなければ良いと思います。歯科分野でも外科的侵襲が必須な状況においてそれを選択しないことは非難されたりします。でもそれは予後やメンテナンスの成功が十分見通せることが条件で、闇雲に手を出すと収拾がつかなくなるともいわれてるわけで、今回の空爆にしてもしっかりと平和の再構築への方策を伴うべきものであってほしいと願います。
午後から月に一度の税理士事務所監査。その後ささっとジム。夜はピザ屋さんのデリバリーで焼スパゲティ食べて22時前には熟睡でした・
2017年4月8日土曜日、趣味のクラウド考。夕方からは震災1周年記念合宿飲み会。
やっぱり3時起き。スマホのAndroidを7.0にしたせいかAppleMusicの調子がどうもおかしいので、ふと思い立ってGoogle Play Musicにトライしてみるとなかなかこれはこれで良い感じ。特にパソコン上でiTunesみたいなアプリを必要とせずブラウザ1つで使えることが素晴らしいと思いました。最近はもうできるだけパソコンを設定したくないのです。買ってきたらそのまま使える環境がベストです。アプリもデータも全部クラウドで。ひと昔前は新しいパソコンを買ってくるとメールや大量の写真と音楽のファイルを移行することが一苦労でしたが、数年前から写真もメールもGoogleに任せっぱなしにしましたし、音楽もAppleMusicに全面依存してます。これでiTunesも不要になればなおのこと楽だなあって。じゃあスマホやタブレットで十分ではないかと言われそうですが、やっぱり細かな作業にはパソコン(できればMac)なのです。人間が古いからかもしれません。
夕方から近所の音楽仲間親子3人+1匹がやってきてひさびさの大宴会。1年前の震災直後からしばらく我が家に泊まり込んで合宿生活をしていたのですが(彼らのマンションが被災して車中泊するよりましだろうと)、そろそろ1年経つのでそれを祝ってまたやるか、と(いやこれまでにも何度もやってるんですが)。食べて飲んで楽器鳴らして踊って大騒ぎ。子供も犬たちも妻もちょっとずつ大きくなってましたがいつまでもこんな平和が続くと良いです。
2017年4月9日日曜日、例年より1週間遅い桜を見に近所の公園へ
朝散歩してたらどうやら微妙に満開みたいです。というかちょっと葉桜かも。まだ雨の多い天気ですがどうにか降らない時間帯もあるみたいですし、これは今日花見しなくていつやる!ってんで毎年通っている近所の小さな公園にワインやシートを担いで行きました。裏手がスーパーなのでビールやお弁当を買って夫婦と犬でプチ花見。回りにはいくつかグループが花見してますが都会みたいに場所取りなんて状態はまったくありません。肌寒い空気のなかビールやワインを片手に空を見上げたり本を読んだりして過ごしました。僕はカメラを握って健軍川のほとりをぶらぶら。同じようにカメラ持っているおじさんや初々しい高校生のカップル、仲の良さそうな中年夫婦なんかが思い思いに歩いてます。僕はどこか去年と違う何かを感じてちょっと嬉しくなるのです。それは皆が皆口と目の端に少しだけ笑みを湛えて自然と会釈をするからでした。ずっと雨だったせいもあると思うけど、やっと花が咲いた、という小さな幸福がいかに大切なものか、みんなして分かったんだよなあと思うのでした。
<今週読んだ本>
- 藤元氏のことを始めて知ったのは荻上チキセッション22に作家の山田清機氏が出演した時のことだ。同級生にALSの患者がいると取り乱した山田氏の声に僕も心を揺さぶられてしまった。
その後同番組を通じて何度か藤元氏の活躍や病気に通じて見聞きはしていた。彼が出版直後にガンで亡くなったことも同番組で聴き、その場でこの本を注文した。届いてすぐに読み始めて意外だったのは闘病記にありがちな聖人君子的な患者像がまったく見当たらなかったことだった。僕とほぼ同い年のオジサンはどんな状況に追い込まれようと徹底して俗人ぶりを手放そうとしない。怖れ、戸惑い、ジタバタし、ときには小さな悪意まで垣間見せながらも僕と同じような日常生活を意地になって継続しようとする。だからこそ読んでる僕はこれがまったく違う世界の話だとは思えなくなる。次に閉じ込められるのは自分かもしれない、という強烈なリアリティに追いかけられる。でもだからといってけっして恐怖映画のような寒気は感じないのだ。本当に酷いことになっても、きっとどうにか生きていける、どこにでも小さな幸せは見つけられるんじゃないかって勇気が恐怖のあとをまた追いかけてくるのだ。
筋力を徐々に失い、最後は目を動かすことで文字を吐き出し、その生きた証を放射し続けた彼のテキストはいま本というかたちで世に出され、活字という視覚情報を通じて読者の脳にインストールされる。だからもしかすると彼の中の何かがいま僕の脳の中に滑り込んだんじゃないかと思う。読書という行為にそんな感覚を感じたのは初めてのことだ。
Takaaki Awazu
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