2017年1月16日月曜日、新しいメルマガを発行してみる
これだけ冷え込んでくると朝の青空もカキーンと気持ちが良いものです。3月の講演会に際しての講師交通宿泊手配したり元組合員(組員ではない)が結婚したと耳にしたのでお祝いの会を企画したり。午後からは先日思いついたアイディアを実行してみようと、メールの設定をいろいろいじったりメルマガ発行先の整理整頓したりして夜にようやく週刊化記念第1号を発行。実際の作業はトップページのコピー&ペーストと若干の修正だけなので毎週そんなに大きな作業が発生するわけでもないのですが、逆に送られた方が迷惑に感じなければ良いけど・・・と恐る恐る送信ボタンを押すのでした。
2017年1月17日火曜日、原田真二ライブで伴奏(1曲だけ)
朝5時に目が覚めてしまい仕方がないのでお仕事開始。今日は第3火曜日なので熊本SJCD例会資料を送る日でして、昨年11月から2ヶ月間のさまざまな情報を整理したり理事会議事録を元に忘れていた宿題がなかったかとか午前中一杯掛けて書類を整理、あとは封筒に宛名印刷して書類を放り込む作業(これは妻に委託)。
お昼過ぎ、ギターを抱えバスに乗って熊本市繁華街へ。先月末に年越しライブで演奏したレストランバーCIBにやってきて16時から音合わせなのです。会場に入るやいなや握手したのが僕らの世代がかつて衝撃をもって憧れた原田真二さんでございました。今夜は彼の熊本ライブなのですが、地元バンドで1曲だけ伴奏することになり、この界隈ではもっとも暇そうなギター弾きということでお鉢が回ってきたのであります。曲はデビュー曲「てぃーんずぶるーす」。バンドといってもこのために即席で組まれたユニットのため先週一度だけスタジオ入りしたときにお互い「はじめましてー」なんて言った感じです。17時過ぎ、無事にリハーサルも終了し、僕ら地元組は小腹が空いたってんで近所の中華料理店で餃子とか焼きそばとかビールとかで宴会状態へ。19時半、いよいよ原田真二ライブがスタート。思いっきり満席ですがここには楽屋がないために会場から1時間以上ずっと原田さんも客席に座ってファンの方々とお話ししてたそうです。かつてのアイドルがなんと気さくな。
僕らはアンコールでの登場ということで21時過ぎ、会場が思いっきりノリノリ状態でステージに上がり無事に演奏することができました。比較的ご年配(失礼)なお姉様方が皆一斉にスマホをかざしている様子は圧巻というか、めったに体験できないなあと。
ステージ終了後はそのまま会場で原田さんを囲んでの打ち上げ。デビュー当時の秘話から現在の音楽活動から国連での平和運動までさまざまな話をすることができました。僕が中学生の頃デビューしたのでずいぶん年上だと思い込んでたのですが実は6歳しか離れてないんですよね。広島出身ということで平和運動へもかなり本気でした。メンバーの奥さんが強烈なファンだったみたいで、隣に座って完全に正気を失ってたりして、僕も昔から年季の入ったファンだという姉のためにCDを買ってサインして貰ったり、なんともほのぼのした会となりました。
2017年1月18日水曜日、電話の多い一日でした
朝から昨夜の写真整理など。プロである以上写真や動画の撮影は可能ですがネットへのアップは厳禁なのです。まあ姉に送るくらいは良いかなとLINEで送ったら正気を失っておりました。昼過ぎなんか妙に疲れて1時間ほど仮眠、浮かれすぎですね。電話で起こされそれから夕方過ぎまでしばらくなぜかあちこちからガンガン電話掛かってくるという不思議な一日となりました。最近はメールやメッセージが主であまり電話使わないのですけど。でもありがたいことです。
夜はテレビでタラレバ娘が始まるというので妻にお付き合い。彼女は原作を漫画誌買って読んでるのでドラマがどうなるのか興味津々ってことでした。ずーっと「なんか違うんだよなー」って唸ってましたけど。終わった後僕はお風呂にiPad with ジップロックを持ち込んで楽天マガジンで週刊誌をぱらぱら。日本の下世話かつ扇情的な週刊誌に較べるとNewsweekはなかなか読み応えありました。トランプ爺さん、この世界をどうするつもりなんだろう。
2017年1月19日木曜日、柴男社長14歳の誕生日
なぜか夜中1時に目を覚ましてしまい朝まで眠れず。昨日1時間ほど昼寝したのが効いたのでしょう。Kindleを弄ってたら南京事件に関する本を薦められたのでダウンロードして読むことに。先日からアパホテル周辺が騒がしいのでちょっと情報補充しておこうかなと。途中2時間ほど寝たけどまた6時くらいに起きて続きを読み始め、本作の元になったテレビ番組がHuluにあると知ってそちらも観てしまう。
さて本日で我が家のレオン(ハンドルネーム柴男)は14歳となりました。近ごろはそれなりに年を取ってゲロ吐いたり夜中にムダ吠えしたりと騒々しいのですが、それでも散歩となるとすっ飛んでくるほどの元気さです。人間で言えば80過ぎ、といわれても80過ぎて異様に元気な人は周囲に沢山いるわけですし。でも今後は柴翁って呼ぼうかな、なんて。夜は今年2回目のバンド練習へ。
2017年1月20日金曜日、スタディーグループ新年会
お昼は月に一度の税理士事務所監査。売上も利益も経費も特に例年とかわったところなく、ということで今後数年間の見通しとか方針についてざっくばらんな意見交換を2時間ほど。夜はバスに乗って街中へ。事務局やっておりますAOGという勉強会の新年会。昨年末某社の忘年会に呼ばれたお店で20名の食事会となりました。益城地区などで被災した会員も多く、去年の苦労話など交えながらお互いの今年の活躍を願いました。二次会へ行こう!ということで僕としては珍しく二次会まで。着飾ったお姉様(といっても子どもと同じくらいの年代)と話しててもなんとなく地震の時何してた?みたいな話題になるのが面白かったです。講師と一緒にタクシーで戻ればもう午前1時。
2017年1月21日土曜日、学会パーティに潜入
午前中ぼけーっとテレビ見てるとやはりどの局もトランプ大統領就任式について取り上げている。以前読んだ本に書いてあったけど今だからこそ輿論(Pubric Opinion)と世論(Popular Sentimens)の違いについて明確に使い分ける必要があると思うのでした。世界はどうも後者に引きずられていってる気がしますがそれもネットの影響なのでしょうね。まさに僕が今こうやって書いているブログとかの積み重ねが世の中を妙ちくりんな方向に誘導しているってことか。
お昼過ぎ、熊本の地元ローカル番組「若っとランド」に昨年10月22日に釜山のライブハウスで演奏したシーンを交えてボーカル菊川氏が出演し、THE HEATが取り上げられておりました。サポートギタリストの割には妙に明るい照明の下で堂々と演奏している私でありました。
夜は熊本ホテルキャッスルにて日本口腔インプラント学会九州支部学術大会パーティに地元組合長として参加。知りあいの先生たちと美味しい料理を楽しみ、遠慮するつもりが誘われて二次会へも。日頃聞けないいろんな話が勉強になりました。バスで帰宅。
2017年1月22日日曜日、Takamico(夫婦デュオ)の初ライブ
昨晩の料理とコーヒーのせいでしょうか、またも2時に目を覚ましてしまいそのまま朝まで悶々。スマホのAppleMusicをいろいろ検索しててどういうわけか夏川りみによるカバー集に辿り着き、いいなあ、なんて。8時過ぎようやく眠くなって少しだけ寝る。11時過ぎ、妻とバスに乗って繁華街へ。まずは地元百貨店「鶴屋」の地下でやってるカレーフェアへ。友人夫妻が南阿蘇でやってるカレーカフェ「山猫軒」が出店してるってんで応援がてらランチをいただくのでした。
13時前に、下通のライブハウス「尚廉」へ。今日は妻のバンドメンバーがいつも一緒にやってる集まり「ライブピクニック」だったのですが、妻のバンドは忙しくて参加できず、代わりに妻と僕の二人でちょこっと出ることにしたのです。ユニット名はふたりの名前をとって「TakaMico」。いつも酔っ払って家で唄ってますが人前でやるのはこれが初めて。「ひこうき雲」と「木綿のハンカチーフ」の2曲を用意してきたのですが、他のバンドがもっとたくさん演奏してるのをみてもう1曲くらいやっとくか、とエバノをめくって出てきたのが先日ギター弾いたばかりの「てぃーんずぶるーす」でした。一度も練習してないけどたぶん大丈夫だろう、とぶっつけ本番でエレガット弾きましたが、原田真二の音域と妻のそれが合ってたのか無難にこなすことができました。もちろん会場は大うけで。
終了後二人で二次会でもやるか、なんて考えたのですけどなんだかとても寒いしあんまりお金もないし、とバスで自宅に戻り笑点みたりしながら適当に食べて今週もおしまい。
<今週読んだ本>
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アパホテルには何度も泊まったことがあるけど、デスクの中にセットされている本がどうも苦手で最近はあまり使うことがなくなった。先日ネットでその本が話題になり中国でも話題になっていると知り、これを機会に実際のところどうなんだろうとKindleで読んでみたのがこの本だった。これまで「あった」「なかった」の双方の本やページを読んだこともありそれなりの予備知識も持っていたつもりだったけど、調査報道で名を上げた著者にしてもけっして専門家ではなく取材記者としての好奇心で現地まで飛ぶ態度には納得させられるものがあった。一次資料で示されたことは日本軍が大量の捕虜を確保したがその処遇に苦労していたこと、捕虜の中には相当数の一般市民が含まれていたこと、数日にわたってそれらの捕虜を一斉に銃殺したこと、などである。日本軍兵士による複数の日記がすべて嘘や捏造であるとは到底考えられず、数万人規模での銃殺が発生し揚子江に流されたことはおそらく事実だと思う。数年前にたまたま読んだフランス人新聞記者の日記(ロベール・ギランのアジア特電)にも当時南京で大きな事件があったことが書かれていたことも思いだした。それが30万人だったのか3万人だったことに議論が分かれていることは知っているし、外務省のwebページにもそう書いてあるわけだけど、だからといって「南京事件はそもそも無かった捏造だ」という主張は飛躍しすぎているのではないかと思う。このあとこの作品の元になった番組「南京事件~兵士たちの遺言~」もみたけど、やっぱり丸ごと無かったことにするのは無理筋だと感じた。
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加藤さんの本は前著「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」で読んだけどその続編的なものが出ていると知り取り寄せてみた。一気に読んだわけでなく1ヶ月くらいかけてじわじわ読んでいったのだけど、お正月にみた映画「トラ・トラ・トラ!」や昨年読んだシベリア出兵や満洲に関するさまざまな書籍、1年前に読んだ地元出身の石光真清の日記などに書かれた戦前の事象の謎解き本を読んでるいる気分だった。いわゆる歴史を見直そうと頑張っている諸氏も、逆に戦前の日本こそが悪であってその復活を押しとどめることこそが正義と主張している諸氏も、この本で質問している中学生、高校生諸君を見習ってもういちどいちから資料に当たってみると良いと思う。加藤さんの話を聞く限りにおいて戦前の日本もアメリカもそんなに馬鹿ではなかったし戦争を回避しようと必死で交渉していた人もいた。アメリカという人間や日本という人間がいるわけではなく、ただ単に多様な人間の集団の総称でしかない。何かひとつの知識を元に単純に「アメリカは」「日本は」「中国は」なんて語る話はたしかに分かりやすくて面白いけど、歴史を後世の利害関係で歪めてしまう要因にしかならないと思う。
<今週観た映画>
- クーデター(hulu)
- なんとなく暇つぶしに見はじめたのだけど、つい最後まで見てしまった。やったことないけどロールプレイングゲームのような展開。カンボジアと思われる国で外国人排斥のクーデターが起こり、主人公が家族を引き連れて逃げ回るという設定だけど、アジア人に対するちょっとした偏見を感じなかったわけでもない。
Takaaki Awazu
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