熊本S.J.C.D.セミナー

茂野啓示
この5年間のコンセプトの変化
〜特に再生療法について
2004 in 熊本 web-report


2004年1月18日、熊本市の熊本県歯科医師会館において、
京都市北区ご開業の茂野啓示先生を招聘しての熊本S.J.C.D.セミナーが開催されました。
満席の熱気溢れる講演となりました。
ここに簡単ではございますがレポートいたします。
ご案内パンフレットはこちらをご覧下さい。
日曜日の講演に先立ち、いつものように前日土曜日に添島歯科クリニック研修室にて会員のケースプレに対しての茂野先生の厳しいコメントをいただくクローズドセミナーが行われました。昼食後から19時過ぎまで、5名の会員のケースに対して、時には細かく、時には大胆に指摘をする茂野先生。この日のために徹夜した発表者の先生方、大変だったと思いますが、茂野先生も真剣勝負でした。
 終了後は発表者と理事の皆さんで会食。今回は新しくできたホテル日航熊本を利用。おしゃれな空間で和食に舌鼓を打ちました。二次会にも無理して参加していただいた茂野先生ですが、基本的に酒は飲まない女とは遊ばねえ(?)というポリシーの先生ですから、なんとなく緊張しっぱなしのようにも見えました。もちろん熊本組はそんなことお構い無しに大暴れで。
さて、日曜日は朝9時半より歯科医師会館大ホールにて講演開始です。熊本S.J.C.D.の会員及び勤務スタッフ総勢約90名が集り、先生の熱い講義に耳を傾けました。目まぐるしく変化するように思える歯科界のコンセプトですが、やはり彼の中には一本筋の通った考え方があり、それが故レイモンド・キム先生の薫陶によるものである、ということをあらためて示された一日だったように思います。もちろん、明日にでも使えるようなTIPSをたくさんちりばめるというサービス精神にも事欠かぬ楽しめる講演となりました。
休憩時間にリラックスする講師。しかし、午後の部が始まると一変して熱く語り始め・・・寝ている奴は許さねえぞ、みたいな気迫あふれる講演となりました。毎年来ていただいている熊本ですが、今年は質問が少ないぞ、もっと真剣にやろうぜ、と最後はお叱りもいただきました。でも来年も来ます、と皆の前で約束してくれたので、今度はどんな話が聞けるのか、そして来年のケースプレこそは満点貰うよう頑張ろう、とか来年は土曜日デビューするぞ、とかいろんな想いを残して、彼は京都へ帰っていったのでした。また2005年のお正月にお会いしましょう。



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