アワズデンタル主催セミナー

南昌宏・松川敏久:
マイクロスコープを応用した支台歯形成と歯周外科セミナー
2001 in 熊本 web-report


2001年6月23日、24日の二日間、熊本市の川崎歯科医院様研修室において、
大阪SJCDの南先生、松川先生を招聘してのマイクロサージェリーの実習研修会を開催いたしました。
おかげさまで満席のご参加を得、川崎歯科医院様の新しい研修室のオープニングを飾るにふさわしい
素晴らしい研修会となりました。
ここに簡単ではございますがレポートいたします。

2001/06/23土曜日 コース初日

やはり梅雨の時期だからか、朝からものすごい大雨。飛行機もようやく30分遅れで熊本に到着し、南先生の髪の毛も乾かぬ状態でセミナーはスタートしました。一日目はスライドによる講義のあと、さっそくラバーダムとシリコン模型を使った実習に移ります。会場には移動型のマイクロスコープが3台林立し、デスクトップ型が4台。お2人に1台でご利用いただきました。
実習中はしーん、となります。皆様極度に集中して実習してくださいました。今回は講師より「ノーネクタイでできるだけリラックスした格好で参加すること」という条件を事前にいただきました。そうでないと体が持たない、そうです。それくらい集中してマイクロスーチャリングの実習に取り組んでいただきました。細川先生も一生懸命お世話くださいました。右は名南歯科産業さんにご協力いただいたGLOBALマイクロスコープ。
川崎先生も一番前の席で集中して練習中です。これは白水貿易さんにご協力いただいたカールツァイスのpico。右は技工用のツァイスDV-4をお借りしての実習風景です。
19時過ぎまで頑張っていただいた後はチサンホテルに移動してフランス料理を食べながらの懇親会。どんどん質問がでてきてさながらセミナー夜の部のようになってしまいました。たっぷり2時間、美味しい料理とワインを楽しみました。右は・・・二次会の風景ですが、一応モザイクを掛けときました。よろしかったでしょうか、○川先生。

2001/06/24日曜日 セミナー第2日at川崎歯科医院研修室

さて、あけて日曜日。今日は患者さんに実際入ってもらってのライブオペ見学です。川崎歯科医院さま5Fの特診室に設置してあるGLOBALマイクロスコープで歯周外科とラミネートベニア形成の2ケースを行ってもらいました。マイクロスコープからはCCDカメラで画像が研修室へ転送され、皆さんはスクリーンに拡大された世界を体験していただきました。こうなると昨日以上の緊張感が全館に溢れ、もはや居眠りする人など皆無。緊張したセミナーとなっています。
こちらがマイクロ用の外科器具。左がスタンダードセット、右を含めてフルセットとなります。7-0の縫合糸を駆使して、ミクロの世界で新しい歯科の展開が開けようとしています。
松川先生。とにかく、うまい。それが皆さんの感想でした。もちろん手技が、そして語りが!緊張に溢れた会場を落とす、落とす。さすがは大阪の先生、しばし会場は笑うに笑えないBlackなネタにズルズルでした。素晴らしい。右はセミナー終了後も院長室にて時間のある限り情報を搾り出そうとする川崎先生有吉先生のお姿です。

 今回は主催する私も初めてずくし、研修室もこけら落し、と慣れないことばかりで不安がたくさんでしたが、幸いにもご参加の皆様はご満足してお帰りいただけたようで安心しております。これで終わりにせずに、ぜひともこのような世界をしっかりと根付かせていかねば、と思いました。今後はインターネットでの情報交換などを続けながら、ぜひとも第2回のアドバンスを企画していきたいと思っております。いろいろな意味で非常に素晴らしい体験をさせていただきまして、みなさま有難うございました。
 最後にご協力いただきました川崎先生、細川先生はもちろんのこと、白水貿易さん、カールツァイスさん、名南歯科貿易さん、東京歯材社さん、チサンホテルさんにこころより感謝いたいます。有難うございました。

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