第4期KOCセミナー 2005 in 熊本
写真レポート


第1回4月23(土)、24(日) 基礎資料収集イニシャルプレパレーション

今年で4年目となるKOC熊本コース。今年は第1回と、4回、5回を土日の1.5日、2回と3回は日曜日のみのセミナーとしてスケジュールいたしました。第1回の4月は昨年同様、土曜日に川崎歯科医院研修室にて開催しました。今年の受講生は昨年と同じく定員を2名オーバーした14名。自己紹介からスタートし、この5ヶ月間で学んでいただくためのコースオリエンテーションを行いました。
夜は毎年同じ中国料理店にて。二人の講師がそれぞれテーブルを回って懇親を深めました。若い受講生達はあっという間にお互い仲良くなってそのまま二次会へ。地元の受講生に紹介していただいたちょっとお洒落な喫茶店のようなお店。深夜まで堰を切ったように話が弾みました。
日曜日は今度は熊本県歯科医師会館ホールに場所を移し、受講生のスタッフなども合同で基礎資料の採得や診査診断の基礎についてのビデオやレクチャー。また、バイオロジックウイズスの構造を何度も書いてみたりする実習を挟んだりの飽きさせないスケジュールであっという間に第1回を終えました。

第2回5月22(日) エンド・咬合

第2回のセミナーはエンドや咬合についてのセミナー。講義が中心ですが、自分自身の石膏模型を分析したり、お互いに顎位を記録したり、明日からでも臨床に役立てて貰えるようなセミナーとなりました。
日曜日のお昼は近所のイタリアンレストラン「ブンゾー」で。わずか1時間ですが、食事中も質問が飛び交います。また、講義の中では聞けないスタッフ教育や経営に関する話題もたくさんでていました。右の写真はバイト採得実習の様子。このようにただ講義だけではなくどんどんカラダを動かすセミナーです。

第3回6月26(日) ペリオ・咬合論

1ヶ月は早くも過ぎ去り、第3回セミナーはペリオ・咬合論です。今回も講義と実習を中心に有吉先生のマシンガントークが冴えまくった1日となりました。受講生もだんだんと雰囲気に慣れてきたのか、活発な質疑応答が目立ってきました。いよいよ次回からは本格的な実習セミナーとなります。

第4回7月30(土)、31(日) 歯周外科実習

さて、いよいよ今回から実習中心のセミナーとなります。また、メイン講師も川崎俊明先生の交代です。土曜日は講義を中心に歯周外科の基礎について学びました。また、特製ラバーダム模型を用いて縫合の実習も行いました。オーラルケアさんのご協力で全員拡大鏡を装着しての実習です。
土曜日の夜は久々の懇親会。割烹火の国で行いました。両講師、インストラクターを囲んですっかり仲良くなった受講生同士で美味しい料理とお酒を楽しみました。右の写真は今年の受講生の中に優れたマジシャンがいることが判明、会場はマジック会場と化しました。
日曜日はブタの下顎骨を相手に歯周外科の実習です。昨晩の深酒もなんのその、白衣にマスクグローブ姿で切ったり縫ったり移植したりの奮闘でした。実際の患者さん相手にはできない様々な練習を繰り返し、失敗に学び実際のウデをあげて貰おうというこのセミナーの真髄とも言える姿です。

第5回8月27(土)、28(日) 支台歯形成実習

早いもので今月で最終回となってしまいました。最後は2ヶ月連続の実習セミナーで、支台歯形成がテーマです。土曜日は形成のための基本中の基本を講義で理解していただき、その後近くの中華料理店にて打ち上げ。さすがに皆さん仲良くなられていてあちこちでいろんな話題に花が咲いてました。

日曜日はひたすら模型を削る実習でした。机の上が真っ白になるまで削っては川崎先生のチェックを受けて、立体的なイメージを掴んでいただきました。僅かな時間ではありましたが、事前に削ってきていただいた模型からは多くの進歩があったと評判でした。最後に修了証を手渡しし、記念撮影。KOCの第4期も皆さん大いに盛り上がって一応の終了となりました(この1ヶ月後にありよし歯科医院様にて無料補講を行いました)。


今年のコースは4月〜8月の5ヶ月コースでした。
1回目だけは熊本県歯科医師会館大ホールでオープン形式、2回目以降は川崎歯科医院研修室での勉強会、
さらに7月、8月は実習セミナーという構成でしたが、
最後に有吉先生がどうしても「しゃべり足りん!」と9月に無料補講まで実施してしまいました。相変わらず、熱く盛り上がっております。


文責:KOC事務局 粟津貴昭/OURDNET