半年間をかけて準備してきた今回のコースの記念すべき第1回は、歯科医師会館に約70名を集めての講演会形式としました。受講生の歯科医師ととパートナーである歯科衛生士らを集めて、今後何をどう学ぶべきか、歯科医療そのものの目的は何か、などについて主に有吉洋先生が講演なさいました。写真は開会の挨拶をする川崎俊明先生。 | 講演は単なるスライドで終わってはつまらない、と、ゲームあり、お絵かきあり、ビデオ上映あり、と忙しく講演する有吉先生。気合が入りまくって誰か止めないと暴走しかねないぞ、との周囲の懸念をよそにスムーズに進行。これまで数多くのセミナーを受講してきた先生だからこそ、より受講生に配慮した展開となりそうです。 |
会場では頻繁にお絵かき実習があります。これはバイオロジック・ウィズの概念をイメージで捉える訓練。この日のための資料作りも大変でした。やはり実際に手を動かしてみると、イメージの不確かさがよくわかる、と会場でも好評でした。 | このように多くの衛生士さんが、日曜日にも関わらず参加してくれました。院長先生が毎週日曜日に出かけては新しい勉強をしてくるのは、いったい何を目指しているためか、ということに多くの共感を抱いて欲しい、との願い、そして、なによりも現代の治療の殆どは彼女たちの仕事に左右されること、むしろ院長の仕事は彼女たちの環境作りであること、などを訴える講師の声に大きく頷いておられました。 |