(承前・・・その@はこちら

と、いうわけで開運水晶の続きであります。
まず、下の広告をご覧下さい。


2001年


「さっきのと同じじゃないか!」とお叱りを受けそうですが
今一度、よ〜くご覧下さい。

2000年12月25日」→「2001年12月25日」
「大魔王ルシファー」→「大悪魔コロンゾン」
と、なっております。

そうです、こちらは先にご紹介した広告の
翌年(=2001年)版なのであります。

2001年のクリスマス、本邦に黒い雨が降ったかどうか
残念ながら私、記憶が定かでないのでありますが
2000年に引き続き大悪魔が降臨されたようなのであります。

で、ご本尊が代わったのに伴い、
キャッチコピーなんかは新しくなっておりますが、
レイアウトから各コースの説明までほぼ前年のまま。

「ほぼ」と申しましたのは実は1ヶ所だけ
変わったところがあるからであります。

はたして、それはどこか??
まずは見比べていただきましょう。


●2001年版(コロンゾン)コース説明●
3コースー2001年

●2000年版(ルシファー)コース説明●
再掲

皆様、お気付きになられたでしょうか?
そうです、前年の大悪魔ルシファーのご利益は

「実に中型の門松を玄関に飾った場合の10000000倍!!」

だったのに対し、
大悪魔コロンゾンのご利益は

「実に小型の門松を玄関に飾った場合の10000000000倍!!」
なのであります

またしても大悪魔の妖力が門松を単位に計られている
訳でありますがここで問題なのは

果たして「中型の1000万倍」と「小型の100億倍」って
どっちがすごいのか??と、いうことでありましょう。

ここで、メーカーさんが前年と全く同じ定価で販売してらっしゃる
ことから、両者のご利益は同等・・・と仮定すると
中型の門松=小型の門松1000個分となるのであります。

中型1個 vs. 小型1000個・・・想像してみるとすごい光景ですが
それで御利益は拮抗しているという訳であります。

ここから導き出される教訓は、門松は、でかく作れば作るほど
指数関数的に(=爆発的、インフレーション的に)ご利益が増す、つまり
「門松は可能な限りでかく作れ!」・・・・ということだと思います。



 ( 捕 捉 ) 


<前提>
中型の門松のご利益は小型のそれの1000倍

ここで中型が小型の50%増のサイズの門松と仮定すると
次の2式が成り立つ

@中型の御利益=小型の御利益×1000
A小型のサイズ×1.5=中型のサイズ

上記2式より門松のご利益は
そのサイズの17乗にほぼ比例すると導かれる。

とすると、門松の大きさを3倍にすれば
門松のご利益はなんと、約1億3千万倍となる。

「小型」「中型」の定義が不明なので確たる
結論は出せないが、この計算だと仮に直径1メートルの門松が
「中型」だとすると直径3メートルの門松を作れば
大悪魔を凌駕する妖力が発生することとなるのである。

・・・・門松ってすごい!!



【おまけ】
2003年はゾンビが歩き回ったそうです



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