第4回 2002年11月12日イチローは日本の誇りだ!!
私は野球にはまったく興味がなく、ニュースもスポーツコーナーになったらチャンネル変えてたんだけど、自分が海外で仕事をすることを意識してくると、アメリカやヨーロッパで大活躍している野球選手やサッカー選手を 興味津々で見るようになりました。 いろんな人が海外で活躍されているけど、私が思うにイチローが最も日本人的というか日本人らしさを武器にしていると思います。 バリーボンズ的パワーがモノをいう世界で、イチローは巧みさ、速さ、繊細さで勝負して、渡米1年目から大活躍ってのはカッコよすぎます。 ここまでならただのイチロー好きの人の話で終わってしまいますが、私が北米で感じたのは、パワーヒッターでもない外国から来た小さい選手を結果さえ出せば評価してくれる懐の深さって言うか価値観の多様性です。 タクシーの運ちゃんもロッジのオーナーもフィッシングガイドもみんな、イチローはすごいな。イチロー好きだよ。って言ってました。 私が日本人だったから話をあわせてくれたこともあるんだろうけど、それを差し引いてもみんな好意的でした。 ロッジのオーナーはバナナみたいなプラグ(ルアー)を私に見せて、これはプラグ界のイチローだ。イチローは必ず打つ。このプラグは必ず釣る。って言ってました。 歴史の浅い移民の国だからパッといって活躍できるのかもしれないけど、日本でももう少し才能がある人や努力して結果を出せる人を評価してもいいんじゃないかと思います。さもないと将来日本からどんどんそういう人たちが外に出て行ってしまうような気がします。 地方紙のスポーツ欄とはいえ、1面を飾れるイチロー、仕事も環境も違うけど目標にしてます。
今回の写真
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