第1回 2002年10月22日

海外で働くということ

    私は恥ずかしながら海外で働くのに就労許可証なるものが必要なことをつい最近まで知りませんでした。
    だって、某テレビ番組でハンディカム片手に世界を旅してた人たちは、行く先々で金がないといってバイトしてました。
    あれいいんかな?何も知らない私は、俺も海外行って金に困ったらバイトしよーなんて思ってたけど、いざ自分が海外で働くことを意識していろいろ調べていくと、海外で合法的に働くというのがどれだけ大変なのか思い知らされました。
    何が大変って、ビザ取得が一番重要でなおかつイライラするんですよ。
    私は今、このビザ待ち状態で、かなりイライラ、ドキドキしながら過ごしています。
    今回はこの一番重要なビザについて書いてみようと思います。


合法的に働くためには

    国によって違うと思いますが、私が行くカナダを例にとって見ると、市民権、永住ビザ、就労ビザ、ワーキングホリデービザがあります。もうひとつ特殊なんですが、結婚していて夫婦どちらかが学生ビザを取得していたらもう片方はしごとをして収入を得てもいいんだそうです。
    これはカナダという国は家族をとても大切にする国なので、夫婦一緒に入国してあい方の学業を仕事をしながら助けなさい。となんとも有難い制度なんだそうです。
    まあ、現実的に仕事をするにはワーホリビザかワークビザを取得するしかないですね。


ワーキングホリデービザ

    最も簡単に海外で働く経験ができるビザ。しかし、このビザが有効な国は、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、フランス位だったと思います。それに、年齢が18歳から30歳までの独身か結婚していても子供がいない人に限られます。
    カナダに行ったときに聞いた話では、最近のワーホリメーカーは行いがあまり良くないみたいで、日本人のいいツラ汚しになってるそうです。
    なんぼ働くことができるといっても、何にも出来ない人は働き口があまりないそうです。英語も喋れないし、仕事上の特殊な知識や技術を持ってなかったら、日本人経営のレストランかなんかの皿洗いくらいしか出来ないですよね。当たり前です。
    私は30歳を過ぎてますので、ワーホリビザは使えませんが、若い人で海外で働きたい人には大変有効なビザだと思います。
    オススメは、高校や大学を卒業して、手に職をつけつつ駅前かなんかに留学して、3年から5年日本で働いて20代後半でワーホリを使って海外に行き、いいスポンサーとめぐり合えたらワークビザを出してもらう・・・。こんな感じが一番失敗がなく近道じゃないかと思います。
    手に職系の仕事はもくもくと仕事していればあまり喋らんでいいし、やっぱり世界的に見て日本人は器用な民族なので手に職系の仕事があってると思います。
    どう考えても力仕事はガイジンさんにはかなわんと思うし、接客業をするには相当な英語力が必要だしね。
    そういう点で歯科技工って言う仕事は海外に行くには最高の職種だと思います。
    なんてったって、ガイジンさんがもっとも不得意な小さくて繊細なものを作るんですから、メジャーリーグにイチローが行くのとはわけが違います。
    日本の歯科業界で5年働いたら実質10年働いてますので(笑)、後はポーセレンの勉強なんかして自分に自信をつけたらいいと思います。
    話が少しそれましたが、ワーホリビザってこんなもんですかね。
    私にはもう関係ないので見たり聞いたりしたことを総合してみました。

    ワークビザについては次回書いてみます。


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今回の写真

    先日、カナダに下見に行った際の写真です。毎回なんらかの写真を掲載していきますのでお楽しみに!
エアカナダの翼
これからいったい何回くらいこの赤いカエデマークの飛行機に乗るんでしょうか?
マイルがたまるぜ!
マウントオリンピアを眺めながらドリフトボートでホーリバーを川下り。
実は、ここはカナダではなく、チョイ下のワシントン州オリンピック半島なんです。
時期が早くって、カナダにはまだサーモンが上って来てなかったので。
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15フィートのサーモンロッドを手に釣りをする私。
北米で絶滅危惧種のスティールヘッドを狙っていたのですが・・・。
スティールヘッドフィッシングを漢字で書くと忍耐という言葉になると実感しまし
た。
大体、数の少ないスティールのサマーランを3日で釣ろうということ自体が間違って
ました。
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