最近少し下火になりましたが、全国的にいろいろと問題になっているのが差額診療です。
差額診療とは何か。保険で十分出来ない診療に対して歯科医師が差額分を患者から支払ってもらうことを差額診療といいます。
せっかく保険制度がありながら、保険で歯を診療してもらえないのか。と反問したくなるのは被保険者（患者）側にとっては当然の疑問です。
もちろん保険だけでも治療を受けられますし、修復することもできます。これによく似た問題としては住宅金融公庫の融資制度があります。一平方メートルの単価は国で決められています。基準以上のよりよいものを融資を受ける側（家を建てる側）が望めば、建築業者は差額分を要求します。
家を建設する場合には一生に一度のことだからとよく考えてとりかかりますが、歯の治療になると全く出たとこ勝負の歯科医師まかせで案外無関心です。
そして後日、いろいろと不愉快なトラブルが出てくる場合が多いようです。健康はあなた自身の一生の問題です。
歯科医師とよく相談してから診療に取りかかるようにして下さい。