日本中に歯科医師の数は約4万人(編集注;当時)います。香川県下には350人ほどいます。県民人口も歯科医師の数も、なんでも約100分の1という定説がここでもあてはまります。
数多い歯科医師の中には、あるいは悪徳歯科医(マスコミ等でそう呼ばれたことがありました)が、いるかもしれませんが、それはごくまれなことで、たいていの場合、相互の意志の疎通から誤解やトラブルが生じます。
一番トラブルの多いのが予約制と差額診療の二つです。
予約診療とは、読んで字のごとく、予約して歯科診療をすることです。時は金なり℃條ヤは患者さんにも歯科医にとっても大切なものです。お互いに時間を有効に、1日の計画がたつようにという考え方から出発したのが、予約診療のねらいと言ってよいのです。
予約してないからと云って診療してもらえないことはありません。なるべくこの主旨に協力して下さいという意味です。
患者側にも医師側にも単純にものごとをキメてしまうくせが私たち日本人の欠点でもあり、そこからトラブルも生まれてくるようです。