でんたる銀次郎の「I Just Wanna Say "YEAH"」

No.8 2000.12.25
 「バイトのトラブルに対して技工士から何がいえるのか part3まとめ」

お久しぶりでございます。
でんたる銀次郎です。まずは、皆さん、アンケートに関しましては、大変お世話になり、ありがとうございました。協力くださった方々には、心から、感謝しております。また、今回のアンケートを、きっかけとして、このサイトを、覗いてくれた人達にも、special thanks の気持ちで、いっぱいです。
 
 ただ、アンケートの、回答率に関しては、若干の物足りなさを、感じました。しかし、それは、テーマに、魅力がなかったのかなと、思い、少し、反省もしております。
 
 また、今回の、アンケートに関して、具体的な、ご指摘も、頂きました。その内容は、「バイトの、トラブルが、起きるのは、ドクターとテクニシャン、双方の技量の未熟が、原因です。」と、いうものでした。
 
 まさに、おっしゃる通りだと、思います。
しかし、私が、今回のコラムで、取り上げたかったのは、お互いの技量が、どうのこうのと、言う事ではありません。

 今回の、コラムのタイトルが、「バイトのトラブルに対して、技工士から、何が言えるのか」と、言う事からも、分かっていただけると、思うのですが、あえて、誤解を恐れずに、言わせてもらうならば、

 どうも、多くの技工士は、「バイトのトラブルの、原因は、ドクターの側に、存在する。」と、思っているふしがある。
そのあたりを、アンケートで、探れないかと、思ったのです。
 
 しかし、今回のアンケートの、回答率の、低さから考えてみて、もう、今や、バイトの問題などを、抱えている人など、あまりいないのでないのか。と、言う気がしてきました。

 出来るだけ、多くの方の、協力が得られるよう、最も、シンプルな二者択一方式を、とってみたのに、2.6%の回答率。その中で、いまだ、解決していないと言われる方は、4名。

 私は、この方々に、適切な、アドバイスをするような立場には、いないのですが、もし、私が、この問題を、解決するために、私自身に、言える事は、ドクターとテクニシャンの双方が、患者さんを間にして、しっかりコミュニケーションをとる。という事ぐらいなのですが、この方法を、テクニシャンからドクターに、提案する時には、それなりの、勇気と覚悟が、必要となります。
 
 それは、人間的にも、社会人としても、そして、医療技術者としても、相手に、認められていなければ、新たな、トラブルが起こる可能性も、あるからです。                      
 この問題に関しては、今のわたしには、ここまでしか言えません。しかし、21世紀を迎えるに当たり、少しずつでも、解決していければとも、思っています。  

 それでは、皆さん、また来年、お会いいたしましょう。

 そして、次回は「君は、バトルロワイヤルを見たか。」と、いうことで。




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