↑今年は天気の悪かった横浜。羽田空港からバスで横浜駅へ30分あまりで快適に移動、その後シーバスに乗って会場へ。左の写真はシーバスから撮ったみなとみらい21付近。あのインターコンチネンタルホテルの建物を見るたびに、「あそこから落ちたらどうしよう」と悪い夢を見そうになります(笑)。右の写真はデンタルショー入り口付近の様子。たくさんの来場者が詰め掛けておりました。 | |
↑今年は各社「審美」「M.I.」をテーマに持ってきたところが多かったようです。審美はともかく、Minimal Interventionを材料メーカーが提唱するのは、ゼネコンが脱ダム宣言するようなもんではないんか、という気もちょっとしたりして・・・。社内や業界全体でそのあたりのフィロソフィーはきちんと整理する必要があると思います。でないと単なる流行に終わる気もする。 | ↑1日目(金曜日)は通常のオフィスは診療日ということもあってか会場はこういう感じでした。どちらかというと業者同士のトレードショーという感じ。本来、デンタルショーにはそういう側面もあったわけですが・・・最近では取引関係が固定化しがちで、新しい動きはすぐに危険視されたりもして。どんどん既成概念を打ち破った流通が始まって欲しい、とディーラーが書くのはゼネコンが・・・(以下略 |
↑以前に比べてユニットの新製品発表が激減する中で、モリタが新しいスペースラインを発表。業界に長い人間はついつい「飛翔でっか!?」と往年のフラッグシップ機種707を思い出すスタイリングではありました。それにしても最近のデンタルショーでは本当に材料の改良品とソフトウエアばかりが目立っている気がします。頑張れ機械メーカー! | ↑会場の奥ではテーブルクリニックが3ヶ所にて展開。各社とも念入りに作られたプレゼンテーションを展開していました。デジタルプレゼンテーションもすっかりこの業界に定着。そういえば後援会場でもパワーポイントのアニメーションは当たり前、画面の一部がグリグリと動き出す・・・という未来的光景が繰り広げられておりました。 |
↑こちらは主催者であるクインテッセンスブース。いつも思うのですが、デンタルショーでは書籍コーナーが隠れた主役です。こうやって普通の本屋さんのように立ち読みしながら情報を得る、という状況はそう滅多には得られないということなのでしょう。まだまだ情報の主役は紙の時代が続きそうな気がします。それにしても歯科医師はどの職種と比べても本当に勤勉です。 | ↑こちらは国際歯科大会の模様。多くのホールでは満席でたくさんの講演が展開されました。このAホールではRobert Winter氏の講演を聞きました。ほとんどの人は同時通訳のイヤホンを耳にしていますが、それでも原語で聞いている方の多いことにはびっくり。海外の学会などにも出かけて国際的な視野をお持ちの先生方が増えているということだと思いました。 |
↑さて夜は当然中華街(笑)。5年ぶりに横浜の夜をたくさんの友人たちと練り歩きました。流通業界の同年代の仲間たちと久々に会合を開いたのですが、前回に比べて、皆がそれぞれの会社の責任ある立場に就き、それなりにいろいろと揉まれて来た中での会話はたくさんの示唆に富み、刺激的なものでした。もちろんそれも最初の話であとは例によって馬鹿なお酒で・・・それもまた楽しいものです。 |
↑最後に国際歯科大会の喫煙所にて。今回はS.J.C.D.関連のセッションはどこも立ち見状態となり、多くの会員があちこちの会場で多くの発表を行っていました。 今年の横浜は講演会も、展示会も、(夜も)とても楽しくためになるものでした。主催のクインテッセンスさん、本当にご苦労様でした。また、次回に期待しております。 |