2001.5.12,13

九州デンタルショー2001レポート

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2001年5月12日(土)、13日(日)の両日、福岡市の国際センターにおいて「2001九州デンタルショー」が開催されました。
私たちアワズデンタルも最新の情報を収集に参加しましたので、このページでご報告いたします。
詳しい内容につきましては各メーカーまたは弊社までお問い合わせください。写真はすべてSanyo DSC-X110にて撮影しました。
とにかく天気の良かった今年の九州デンタルショー。心配された人でも思ったほど影響は無く、例年どおりの活況を呈しました。玄海灘より5月の気持ちよい風が吹き注ぐ中、各社の最新情報を競い合う2日間が開催されました。21世紀の幕開け。歯科界の中でたびたび話題に上ったであろう「2001年の歯科界」。いま、それが目の前に展開されます。

擬似パノラマに挑戦。こんな感じで多くのブースが林立し、それぞれに新しい器材の展示を行いました。画期的と呼べる技術や情報には乏しかった印象もありますが、いくつかの新しい潮流を確認することができました。私が心に残ったのは「検査」「審美」「健康管理」「コミュニケーション」というところでしょうか。会場の雰囲気を今一度お楽しみください。
今年は弊社も展示に挑戦。といいましても、旧知のメーカーさんにブースを間借りして、このourdent.comの宣伝をさせていただきました。実際に先生方からこのページについてのご意見を直接お聞きできる機会は大変刺激になりました。みなさま暖かい励ましのお言葉有難うございました。アメリカで話題のLED(発光ダイオード)方式の光重合器を発見。Dentalsystems.comというメーカーが製造販売するCoolBluという機種です。まったく発熱せず、またそのためにファンによる冷却も不要とのことで、びっくりするくらい騒音の無い初めての光重合器。コードレス方式で、バッテリーの持ちも大変よいというところが気に入りました。定価198,000円ということで、おそらく今後のブレイクは間違いない、ってとこでしょう。要注目です。
こちらはスリーエムヘルスケアのブース。A110などの新製品とともにクレディ2という高速光重合器の改良型が展示されていました。随分と筐体も小さくなるみたいです。奥にちょっと写っているのが従来品です。同こちらも改良品シリーズ、トーワ技研のAPシステムの新型。アルジネート印象材の自動練和システムで話題の商品です。時間と材料を節約できるというこれからの時代の考え方ではないでしょうか。開発者自ら熱弁を振るって衛生士さんたちの関心を引いておられました。
こちらは産業界でも話題になっているモリタ製作所の歯科用CTスキャンシステム3DX。2500万円を越えるとんでもない価格、と思って説明を受け、実際のレントゲン画像(デジタル)を見たら納得いたしました。医院での購入よりもスタディグループやインプラントセンターなどでの設置ということでしたら、非常に現実味のあるシステムだと思います。従来の医科向けCTよりもかなり精密で応用範囲の広い画像をリアルタイムに得ることができます。モリタの輸入部門ではインタースキャン社のハリメーターが展示されていました。以前からおなじみ口臭検知器です。今回からモリタも販売するとのことで、かなり思い切った価格設定になってました。患者さんの幅広い健康管理を請け負う歯科医院の新しい方向として、多くの関心を引き付けることだと思います。

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