演者名 鶴田善久
日 付 2006年3月28日
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抄録
歯冠修復の主な目的は、顎口腔系の機能回復、審美性の回復にあり、そのために歯と歯肉および口腔諸組織の形態を診査、診断する必要があります。その問題点を目に見える状態にした上で診査、診断を行う診断用ワックスアップは必要不可欠であり、それを通してプロビジョナルレストレーションへ移行し決定された顎位と生体の反応を再評価しながら、調整と修正を行います。
今回、先天性欠損歯を持つ患者に対して審美的形態の改善を試み、診断用ワックスアップを含めた初診時、あるいは初期に近い段階での資料の収集、診断が不十分であった為にあとで苦心しました症例を呈示させていただき、諸先生方のご意見、ご批判を頂きたいと思います。よろしくお願いします。