患者は前歯部の動揺と臼歯部崩壊による咀嚼爵障害を主訴として来院された。
通法に従って基礎資料の収集→診査・診断→治療計画の立案→コンサルテーション→抜歯・歯周治療・根管治療・インプラント植立・歯周形成外科の治療に並行して1stプロビジョナルレストレーション→再評価一・2ndプロビジョナルレストレーション→再評価→3rdプロビジョナルレストレーション→再評価→最終補綴物装着→メインテナンスという手順で治療を打った。
しかし、本ケースではメインテナンスに.入ってから比較的早期にトラブルが生じてしまった。想定内のトラブルではあったので対処することはできたが、3rdプロビジョナルレストレーションまで作製しながら最終補綴物装着後早期にトラブルが発生してしまったことはおおいに反省すべきである。
そこで、本ケースの治療計画、治療プロセスを自分なりにかえりみて考察を行ってみた。
今回上記ケースを供覧し・先生方のご意見ご指導をいただきたいと思いますのでよろしくお願いします。