【熊本S.J.C.D.例会 抄録】第50回
演 題 歯牙移動を用いた楔状骨欠損の治験例
演者名 鶴田善久
日 付 2004年7月27日
key word
1. 自然移動と人為的移動
2. 4壁性骨欠損
3. プロービングデプス
抄 録
歯周治療を行うにあたり、X線写真を観察したり、プロービングデプスの数値などにより歯槽骨の形態・状態をうかがい知ることができ、それに基づき術者が推奨する治療方針を患者に具体的に説明することになります。
しかしながら、必ずしも「プロービングデプス」と「歯周ポケットの深さ」が同義であるとは限らず、それにより治療計画の変更をしなければならないことがあります。
今回、測定結果等に基づき診断を行い、自然挺出を試みながら、ほとんど歯牙移動がなく、結果的に人為的挺出を行ったケースを呈示させていただき、諸先生方のご意見、ご指導をいただきたいと思います。