【熊本S.J.C.D.例会 抄録】第30回B
演 題 長期経過症例の再評価
演者名 添島正和
日 付 2002年9月24日
keyword
- 再評価
- 治療ゴールのイメージ化
- 治療効果とリスク
抄録
患者様が少なかった開業時から、曲かりなりにも記録をとる習慣を身につけていたお陰で、最近、長期経過症例を客観的に再評価する喜びをかみしめている。
さまざまな症例を振り返って感じたことは、治療には効果とリスクの両面があり、明確な理由なくして、歯牙の切削・抜髄をむやみに行わず、初期病変での介入(予防的処置を含めて)がキーポイントになるということである。
それに加えて、歯周疾患の程度や欠損形態などが似かよった症例があったとしても、厳密に言えば一つとして同一症例はなく、個々に応じたきめ細やかな対応が要求されることを肝に命じておくべきである。
今回は長期経過症例の再評価を行い、治療効果とリスクについて考察してみたい。
先生方のこ意見・ご指摘を頂ければ幸いです。