【熊本S.J.C.D.例会 抄録】第29回B
演 題 臼歯部咬合崩壊の解決法
演者名 立山由乘
日 付 2002年8月27日
key Word
基礎資料
咬合高径
審美
抄録
来院される患者さんで、下顎の臼歯部の咬合崩壊を解決する方法として、インプラントを使用する機会が増してきました。
上顎に総義歯、下顎の臼歯部にインプラントを用いた治療の際、私は基礎資料の1つとして、患者様からまだ咬合が壊れていない、20〜30年前の写真を頂くようにしています。
そして、その写真を基に、咬合高径を決める参考にしています。
以前の健康だった時の顔貌の再現は、本人にとっても治療結果が分り易いばかりでなく、私たち術者にとっても治療のゴールが明確になり、審美的にも参考になります。
今回の症例を通して、基礎資料の重要性と審美とは何か、健康とはなにかを考えていきたいと思います。
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