【熊本S.J.C.D.例会 抄録】第13回B
演 題 重度歯周炎における咬合再構成
演者名 長野靖弘
日 付 2001年2月27日
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抄録
ポステリア・バイトコラプス(臼歯部咬合崩壊)を引き起こしている場合、咬合の回復のためには、治療咬合として、咬合再構成が必要となります。
今回の症例では、重度歯周炎により、全顎的に著しい骨吸収があり、そのために歯牙の動揺も著明で、咬合性の外傷を引き起こしていました。
又、臼歯部の欠損・不良補綴物による咬合の低下も疑われ、前歯のフレア・アウトが認められました。
炎症のコントロールと力のコントロールを行い、現在、炎症の抑制と咬合の安定が得られたかを再評価し、最終補綴へと移行するために、プロビジョナルによる試行錯誤の最中です。
諸先生方の御指導、よろしくお願いいたします。