【熊本S.J.C.D.例会 抄録】第3回A
演 題 重度歯周病における咬合再構成と補綴設計
演者名 井上裕邦
日 付 2000年3月22日
key Word
- 力のコントロール
- 炎症のコントロール
抄録
昨年3月、勤務時代から御世話になった先生方のアドバイスを受け開業することができました。
しかし、診療や経営についてこれでいいのか、これからどうすればいいのか悩む毎日です。
今回、重度歯周病の患者における咬合再構成(class4 歯周補綴)を必要とするケースを見て頂きたいと思います。
炎症のコントロールと力のコントロールをすることが必要不可欠であり、最終治療ゴールに機能・審美・生物学的恒常性・構造において満足できるように基礎資料を収集し的確な診断を元に咬合再構成(1,顎関節の安定 2,バーティカル・ストップの確立 3,アンテリア・ガイダンスの確立 4,神経筋機構の調和)の治療順序に従って進めて行こうとしているケースです。
治療途中までですが確実なステップを踏むことが全てにおいてスピードアップにもつながると考えています。
このケースにおいて私が考えている診断・治療ゴール・治療計画等について先生方のご批判・ご意見・ご指導を頂きたいと思います。