【熊本S.J.C.D.例会 抄録】第1回
演 題 咬合治療における診断の重要性と術後経過
演者名 添島正和
日 付 2000年1月26日
key Word
S.J.C.D.コンセプト
炎症のコントロール
力のコントロール
抄録
1975年に開業して、早いもので25年の歳月が流れた。その間の歯科治療の進歩にはめざましいものがあり、S.J.C.D.もここ10年で飛躍的な進歩をとげた。
しかし、当時から、インプラントというオプションを除けば、現在とほぼ同様な歯周補綴治療を既に実践されていたキム先生の診断に対する科学的な裏付けと臨床に対する妥協を許さない厳しさは、驚嘆に値する。また、これが今日のS.J.C.D.コンセプトの中核をなすと言っても過言ではない。
21世紀に我々熊本S.J.C.D.に課せられた命題は、これをいかに基本に忠実に患者様に正しく実践するかであり、それが結果的に社会に貢献し、コ・デンタルスタッフを含めた豊かな歯科医療環境の構築につながっていくのではなかろうか。
今回は術後経過から診断の妥当性を考察してみたい。
先生方のご批判・ご意見をいただきたいと思います。