3月10日(水曜日）、日中は春のふぶきとなった寒いなか、AOG3月例会が開催されました。

お二人の先生が症例発表されました。

１人目は雨野先生。

＜治療計画の変更をせざるを得なくなった症例＞と題して、歯根破折をともなった、インプラント治療をからめた流れのなかで新たな歯根破折への原因、対応などの考察の発表でした。プロビショナルのマテリアル、方法、など様々な意見が活発にとびかい、最後に顧問の有吉先生の話の中で、Tooth　Wear　の見方などの講義がありました。

続いて２人目は管鉢先生。

<II級II類における矯正、インプラントをからめた全顎症例の相談＞と題して、症例の途中の経過を見ながら、参加の先生方でディスカッションし、 有吉先生と井上先生が最後に、矯正とインプラントをからめた時のインプラントポジションの求め方などを症例提示でくわしく御教示くださいました。

　総括では、これは毎度言われていることですが、みんなでディスカッションできる資料をまず揃えようと、そこから、いろんな症例をみんなで疑似体験し、それぞれレベルアップをめざそうと、サッカーのトラップ、パス、シュートにたとえてお話がありました。

　AOGの会員のみなさん、頑張りましょう！

帰りは井上先生のフェラーリのエンジン音に酔いしれて、AOG３月例会を終了しました。

　次回は４月１４日（水）です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中村、一瀬、雨野